こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
2018/11/18のブラックアウトで、前々からほしかったフランスファイアサラマンダーをお迎えしてしまいました!
こんなに可愛いファイアサラマンダーお迎えするにあたって、レプタイルボックスを使ったビバリウム作りに挑戦することにしました!
この記事では、ボクなりのレプタイルボックスを使ったファイアサラマンダー用のビバリウムの作り方を紹介していきます!
- オキナワシリケンイモリ
- アマミシリケンイモリ
- ミナミイボイモリ
- その他の陸棲有尾類
今回参考にしたのはこちら
書籍:コケリウム
今回はコケを使うことにしたので、「コケリウム コケでつくるはじめてのテラリウム」を参考にすることに。
コケリウムの作り方が詳しく紹介されており、かなり役立ちました。
コケの種類や、コケリウムに使える植物も紹介されているので、読んでおいて損はないでしょう。
トモ@イモリウムさんのYoutube動画
ボクのツイッターのフォロワー様であるトモ@イモリウムさんのYoutube動画を参考にさせていただきました。
イモリ向けのビバリウムであるイモリウムの作り方などが紹介されていたりするので、とても参考になりました。
今回紹介するのはレプタイルボックスを使ったビバリウム作りですが、トモ@イモリウムさんの動画はグラステラリウムを使っています。
でっかいグラステラリウムを使ったイモリウムの作り方も紹介されているので、でっかいのを作りたい方はぜひ参考にしてください。
用意したモノ
レプタイルボックス
今回は飼育ケージとしてレプタイルボックスを使います。
価格もサイズも手ごろで、床材などもあまり量を必要としないのが魅力的です。
ただしレプタイルボックスで飼う場合は1匹が限界なので、複数飼育する場合はグラステラリウムなどの大きめのケージを使うようにしてください。
造形君
コケリウムの本を参考に、造形材として造形君を購入しました。
造形君は地形を作るのに利用するとができるだけでなく、保水力が高いのでコケを植え付けるのに最適です。
大体1~2リットルぐらい使うことになります。
フロッグソイル
ソイル系には植物を育てるための栄養が含まれており、ビバリウム作りにはもってこいの床材です。
ちなみに今回は使い慣れているフロッグソイルを使うことにしました。
フロッグソイルは活性炭が入っているので、汚れを吸着したり消臭効果があります。
フロッグソイル以外にもアクアソイル、赤玉土などがオススメ。
軽石
レプタイルボックスの最下層に敷いて、水はけをよくするために購入しました。
3Lぐらいで大体300円前後でホームセンターなどで販売されています。
小粒・中粒・大粒と種類がありますが、中粒ぐらいのサイズが一番いいでしょう。
ただし、セリアのはちょっと大粒。
【コケ】ホソバオキナゴケ
その結果見事に足らないという事態に(笑)
必ず量には気を付けるようにしましょう!
”約20×15cm”ぐらいあると安心かな。
タマシダ ダッフィー
コケ以外の植物として、タマシダ ダッフィーを購入しました。
今回は1点しか購入しませんでしたが、かなりミニサイズだったので2~3点ほど購入していもいいかもしれませんね。
シェルター
ファイアサラマンダーにはシェルターは必須です。
コルクやウエットシェルターなどで問題ありませんが、今回はレイアウト映えしそうな切り株タイプのシェルターを購入しました。
鉢底ネット(100均)
軽石の層とフロッグソイルの層を分けるのに購入しました!
セリアの100円で購入できる鉢底ネットがいい感じのサイズ感で2枚も入っているのでオススメです。
水入れ(100均)
ファイアサラマンダーはあまり水に入らないようですが、必要なものなので水入れも購入しておきました。
こちらもセリアで100円で売っていたものを使うことに。
100円で買えますが、それっぽいモノを買えば爬虫類専用の水入れよりもレイアウト映えするのでオススメです。
レプタイルボックスでビバリウムの作り方
鉢底ネットを加工する
まずは鉢底ネットを加工します。
今回購入したセリアの鉢底ネットは、2枚入っているのでまず1枚取り出します。
セリアの鉢底ネットはサイズ的にはレプタイルボックスよりも数センチ大きいので少しカット。
これだけでもいいのですが、今回はさらに加工を施します。
鉢底ネットの片隅に写真のように円形の穴をカッターを開けてあげます。
次の写真のようにテープなどで筒を固定してカットしてあげるといい感じに仕上げることができます。
続いて、余っているもう一枚の鉢底ネットを4~5センチ程度の帯状にカットします。
カットした鉢底ネットを丸めて筒状にしたら、先ほど加工した円形の穴が開いた鉢底ネットに差し込みます。
造形君を作っておく
今回は造形君を使うので、先に造形君を作っておきましょう。
バケツなどを準備して、その中に造形君と水を入れて混ぜ合わせます。
水の量はパッケージに書かれていないのでわかりにくいですが、混ぜた時にヘドロ状になるぐらいの量がいいみたい。
多少水が多くても絞って水分量を調整することができるので、安心してください。
ヘドロ状になるまで混ぜたら、造形君の準備は完了です。
床材のセッティング
まず、洗った軽石をレプタイルボックスにぶちまけます。
大体1~2cmぐらいの厚さになるようにそろえましょう。
軽石を敷くことができたら、加工した鉢底ネットを載せます。
鉢底ネットの筒の部分にある軽石は取り除いて、床面が見えるようにしましょう。
続いて鉢底ネットの上にフロッグソイルをぶちまけます。
こちらも1~2cm程度の厚さになるようにしましょう。
注意点としては、鉢底ネットの筒の中にソイルが入らないようにすることです。
ソイルを敷き終わったら、造形君の出番です。
準備した造形君をソイルの上に塗りたくっていきます。
床面だけでもいいですし、奥の壁面にも塗りたくっておくと壁面にコケなどを植え付けることができます。(今回は床面だけにしました。)
写真のようになれば完成です。
鉢底ネットの筒の部分に床材が入り込んでいたら取り除きましょう。
シェルター・コケ・植物を設置
まずシェルターを設置することにしました。
最初にシェルターを設置しておくと全体のイメージがつかみやすいです。
続いてコケを配置していきます。
今回購入したホソバオキナゴケは結構丈夫なので、配置したら上からギュッと軽く押さえつけてあげるといいでしょう。
最後に植物・タマシダ ダッフィーをシェルターの奥に植えこんでいきます。
自分のやりやすい順番で配置しましょう!
水入れを設置して完成!
最後に水入れを置いて完成です!
水入れは、鉢底ネットの筒の上に置きました。
メンテナンス
こまめに霧吹きする
今回使用したホソバオキナゴケは乾燥に比較的強いですが、必ず毎日霧吹きしてあげましょう!
また、ファイアサラマンダーも高めの湿度を好むので霧吹きは欠かせません。
底にたまった古い水をスポイトなどで取り除く
今回のビバリウムを維持するにはかなり湿度が必要になってきます。
そのため、長時間使っていると床のほうに床材から染み出した水が溜まってきます。
床にたまっている水をいつまでもためておくのはあまりにもよろしくありません。
古い水を取り除いてあげる必要があります。
鉢底ネットの筒が排水溝の役割をしているので、そこからスポイトなどを突っ込んで古い水を取り除くことができるようになっています。
水が溜まっていたら、ここから定期的にスポイトで取り除いてあげましょう!
さいごに
ちょっと手間はかかるけど、歩き回る姿を見ると癒される!
今回のビバリウムはだいたい1時間ぐらいもあれば作ることができます。
プラケで砂利敷いて水をぶち込むだけの飼育環境のセッティングに比べたら、手間もお金もかかります。
プラケのシンプルな飼い方では見ることができないような姿なので、興味がある方はぜひビバリウムに挑戦してほしいです!
コメント