こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
イモリ系や、湿度高めの爬虫類を飼っているとケージの中が蒸れてしまったりします。
また5月~6月は微妙な気温で、エアコンをつけるかどうか微妙に悩むこともありますよね。
そんな方には、暑さや蒸れ対策になるファンをケージに付けることをオススメします!
今回はファンの使い方や、ケージにファンを付けるメリット・デメリットを紹介していきます。
ファンの使い方
外に空気を排出する使い方
空気循環 | |
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冷却力 | |
乾燥度 |
ケージ内の空気を吸いだして、外に排出するという方法です。
冷却効果はあまり高くありませんが、ケージ内の蒸れは解消することができます。
湿度がガンガン下がるということもありません。
ただし、この方法はケージ内にファンを取り付けられないと効果は薄いという注意点があります。
レプタイルボックスみたいに内部にファンを取り付けられないケージより、グラステラリウムのようなケージがオススメです。
中に空気を送り込む使い方
空気循環 | |
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冷却力 | |
乾燥度 |
ケージ内を冷やしたいならこの方法!
ファンの風力や配置場所にもよりますが、2~3℃ぐらい下がります。
水入れの真上にファンを設置したり、霧吹き直後にファンを利用すると、気化熱などでケージ内の温度が下がりやすくなります。
空気も比較的循環しやすいので、こちらも蒸れ対策にもなります。
その代わり湿度も下がりやすくなるので、こまめに霧吹きをしてあげましょう。
冷却・排出用で2つのファンを使う場合
空気循環 | |
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冷却力 | |
乾燥度 |
この方法を採用すれば、風通りはかなり良くなりケージ内が蒸れることはまずなくなります。
その代わりガンガン湿度が下がっていくので、霧吹きを忘れないようにしましょう。
レプタイルボックスなんかの小さめのケージだと、湿度が下がりすぎる可能性があるのであんまりオススメできません。
グラステラリウムなどの比較的大きめのケージはこの方法がオススメです。
ケージにファンを付けるメリット
エアコンをつけるほどでもない5月~6月の微妙な室温の対策になる
5月~6月って外はそこまで暑くなくても、部屋だと26℃ぐらいになって微妙な温度になったりしますよね。
ボクたち人間にとっては26℃ぐらいならエアコンつけなくても、扇風機とかで我慢できます。
でも、ビバリウムで飼うような両生類や、ちょっと低めの温度を好むハイナントカゲモドキとかには地味に暑い!
特にイモリ系は25℃越えはかなり暑いです。
と考えてしまう人もいるでしょう。
できればエアコンがいいのですが、5月~6月の中旬ぐらいまでならファンで室温対策が可能です。
大体3℃ぐらいは温度を下げることができます。
ケージ内の蒸れ・くもり対策になる
ファンは蒸れ対策にも大活躍です。
ケージにファンを取り付けてあげることで、ケージ内の空気を循環させたり、外に排出させたりすることができます。
イモリ系やハイナントカゲモドキは高めの湿度を好むくせに、蒸れは厳禁というメンドクサイ一面も持っています。
そのため高めの湿度を好む生体用のケージは風通しが良いモノを選ぶのがベスト。
ですが、風通しが良いケージといっても限界がありますし、室温が少し高くなると蒸れも発生してしまいます。
そんな時は蒸れ対策のために、ファンを取り付けてあげましょう。
ファンを付けるのデメリット・注意点
こまめに霧吹きをして湿度を保つ
ファンを付けると、ケージ内の湿度ガンガン下がっていくので注意が必要です。
2~3日もあればケージの中がカラッカラになってしまいます。
乾燥しすぎると、生体にもよくないですし、ビバリウムなんかにしていると植物も枯れてしまう可能性があります。
水入れの水を切らさないことと、最低でも朝と夜にしっかりと霧吹きをしてあげてケージ内の湿度を保つようにしましょう。
ファンの置き場所を気を付ける
ファンの置き場所にも注意が必要です。
外の空気をケージ内に送り込む場合は、ガンガン湿度が下がるので、水入れの真上あたりに設置するようにします。
水入れの真上にすれば、湿度低下もある程度防げますし、水入れの気化熱でケージ内の温度を下げる効果も期待できます。
ケージ内の空気を外に出す場合は、ケージの外にファンを設置すると排気効果は薄くなってしまいます。
排気効果を強くしたい場合は、ケージ内にファンを設置する必要があります。
しかし、ケージ内にファンを設置する場合は、生体がケガをしないように注意が必要です。
壁面を登るタイプの生体の場合は、ファンを中に入れないか、生体がファンに巻き込まれない工夫をしてあげる必要があります。
どんな換気ファンがあるの?
水槽用の冷却ファン
水槽用のファンは、防滴機能なんかもついているのでオススメです。
ケージに取り付けやすいクリップも付いていたりするので、使い勝手がとてもいい。
ただ、ちょっとお高めなのが難点です。
PC用のファン
PC用のファンも、爬虫類のファンとして利用することができます。
水槽用の冷却ファンに比べて価格も低めですし、サイズのバリエーションも豊富なのがオススメポイント。
ただし、ケージへの取り付け用の器具とかは自前で準備しなければいけません。
また、ファンによっては配線なんかも自分でどうにかしなければいけないやつがあるので、USB給電できるタイプを選ぶといいでしょう。
最後に
夏になったら、おとなしくエアコンを稼働させよう!
ファンは蒸れ対策だけでなく、暑さ対策にもなります
しかし、せいぜい3℃前後しか冷却することができないので、夏になったら大人しくエアコンを稼働させましょう。
エアコン代が不安という人は、エアコンの温度を少し高めにしてファンを稼働させるようにすれば、多少の電気代節約にもなります。
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