ZV-E10とSIGMA 24mm F3.5で愛犬撮影 | お散歩レンズとしてあり!

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こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!

愛犬を撮影するために、SONYのZV-E10とSIGMA 24mm F3.5 DG DNの組み合わせを試してみました!

最初に結論を言うと、この組み合わせはかなり気に入りました!(特にお散歩用として)

この記事では、ZV-E10とSIGMA 24mm F3.5 DG DNを使用した実際の使用感とか作例を紹介していきます。

目次

ZV-E10とSIGMA 24mm F3.5 DG DNについて

ZV-E10は動物認識が入ってる

ZV-E10には動物認識が搭載されているので、犬や猫へのピント合わせがかなり楽になります。

当然最新のα6700のAIAFには劣りますが、この価格帯のミラーレスカメラとしてはかなり上位のAF精度です。

前に同価格帯のニコンのZ30を使っていたことはありますが、間違いなくZV-E10の方がAF精度も速度も上です。(写真機としての操作性とかグリップの感じとかはZ30の方が上です)

かなりいいAFなので初めてミラーレスで犬撮る人でもストレスなく使うことができると思います。

SIGMA 24mm F3.5 DG DNは最短撮影距離が短い

SIGMA 24mm F3.5 DG DNは10.8cmと最短撮影距離が短いのが魅力的。

ボクは都市部に住んでいるので、お散歩中はリードは短めに持っています。
そのため、散歩中に写真を撮ろうとしたらカメラと愛犬の距離はかなり近くなってしまうんですよね。

この時、レンズの最短撮影距離が長かったりするとピント合わせに苦労することになります。

散歩中に撮る場合、最短撮影距離が25cm以上になってくるとちょっと使いにくくなってきます。

その点、このレンズは最短撮影距離が10.8cmとめちゃくちゃ短いので、かなり使いやすいです。

フルサイズ換算36mmの焦点距離は絶妙

ZV-E10はAPS-Cのカメラなので、24mmという焦点距離に1.5倍かけて約36mmのレンズとして使うことができます。

散歩中の愛犬撮影なら、36mmは個人的には広角すぎないので使いやすい焦点距離だと思ってます。

リードをあまり伸ばさず愛犬の全身を画角に収めることも可能です(大型犬は怪しい)

ZV-E10とSIGMA 24mm F3.5で愛犬撮影開始

室内で試し撮り

まずは室内で試し撮りしてみましょう。

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/200 F3.5 ISO3200

おもちゃを持つ愛犬を撮影してみました。
シャッタースピードを1/200まで上げたので、ISOも3200まで上がってしまいました。
動いていない状況だったのでもう少しシャッタースピードを下げても良かったかもしれません。

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/200 F3.5 ISO3200

おもちゃを齧る愛犬を撮影。
齧る時は小刻みに動くので、シャッタースピードを1/200にして連写で撮ることにしました。
ほんとはもう少しあげたいところですが、これ以上あげるとISOも上がってしまうのでライトなしだと1/200ぐらいが限界かもですね。

愛犬は黒い毛なので黒つぶれしやすいですが、毛色によってはもう少しあげても大丈夫だと思います。

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/200 F3.5 ISO3200

何を思ったのかこの状態で硬直したので、止まってる間に撮影(笑)

ISOが上がってしまいましたが、毛並みもちゃんと描写されているので許容範囲内ですね。

散歩中を試し撮り

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/1600 F3.5 ISO1250

踏ん張り中の愛犬です(笑)
結構近くで撮ったため、前脚が少し切れていますがほぼ全身を画角に収めることができました。

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/1600 F3.5 ISO1250

飼い主を笑顔で見つめる愛犬を撮影。
飼い主が立ち止まったり、座ったりするとチラチラこちらを見てくるのでその瞬間をおさめました。
すぐに本当にチラチラするのでZV-E10ぐらいののAF速度じゃないとちょっときついかもしれません。

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/2000 F3.5 ISO400

地面でゴロゴロする愛犬を撮影。

ゴロゴロする時も結構動いているのですが、ちゃんと瞳をAFが追いかけてくれてピント合わせしてくれました。
10枚くらい撮ってピントが外れたのは3枚ぐらいなのでヒット率は結構いいです。

5年前発売のα6400と同等スペックということを考えれば、AFはかなりいいことがわかります。

ZV-E10 + SIGMA 24mm F3.5 DG DN
SS:1/2000 F3.5 ISO200

クローバーを踏んでご機嫌の愛犬を撮影。

これもリードをあまり伸ばさないで撮影しましたが、全身を画角に収めることができました。

地面を掘ったりしているのですがシャッタースピードを上げたので手ブレも被写体ブレもほぼしていません。

感想

フルサイズ換算36mmは結構使いやすい

「散歩中に関しては正直24mmの方が使いやすいかもな」と思っていましたが、36mmでも全然問題なかったです。

リードを伸ばさなくても愛犬の全身を画角に入れることが可能でした。

しかも最短撮影距離が短いのでアップにしたければ、レンズを近づけるだけでいいのでかなり使いやすかったです。

AF速度は良好

SIGMA 24mm F3.5 DG DNはSONY純正のレンズではないサードパーティ製(他社製)のレンズですが、AF速度は良好でした。

室内の暗さや、散歩中の日陰の暗さでも問題なくAFは動作してくれました。

最新のAIAFを積んだα7CIIやα6700に比べたら、若干遅いけど初めてカメラを使う人なら気にならない速度だと思います。

外で撮る時はシャッタースピードを上げるので手ブレの心配はあまりない

ZV-E10の残念ポイントの1つがボディ内手ぶれ補正がないことです。(その分軽くなってるけど)

不安になるかもしれませんが、外で撮る時のシャッタースピードは1/1200〜1/2000ぐらいで撮ることが多いので、わざとブルブルさせない限り手ブレの心配はあまりありません。

室内でも動き回る生き物でも撮らない限りは1/50〜1/200ぐらいで気をつけながら撮れば手ブレは起きないでしょう。

犬の目にピントが合わないことがある

散歩中に愛犬を撮影したときに、AFエリアをワイドエリアに設定して撮影すると目にピントがいかないことが何度かありました。

正面や真横なら問題なく瞳を認識して瞳にピントを合わせてくれます。

問題は、犬の顔を斜め後ろから撮ったときです。

こう言う時はAFエリアをスポットとかにして瞳に合わせれば撮れますけど、犬もずっとじっとしているわけではないので悩ましいところです。

ちなみにAIAFを搭載しているα7CIIで似た超なシチュエーションで撮ると問題なく瞳にピントを合わせてくれるので、α6700も同様に問題なくなると思います。

散歩中の撮影はバリアングル液晶は使いにくい

ZV-E10はバリアングル液晶を採用しています。

Vlogとか自撮りをするならバリアングルは結構メリットがあるのですが、散歩中の犬を撮るときにはちょっと使いにくいと感じました。

散歩中の愛犬を撮る時はローアングルで撮ることが多いので、バリアングル液晶だとストラップに引っかかったりして使いづらかったです。

同等スペックのα6400はチルト液晶なので、ストレスなく散歩中の愛犬撮影をしたい人はα6400の方がマッチしてるかもしれません。

RAW撮影の場合ズームレバーが邪魔(笑)

爬虫類撮影の時にも感じましたが、ズームレバーがほんと邪魔(笑)

散歩中は急いで撮ることがあるのでレバーを触りやすく、「使えないよ」ってメッセージが出るたびにイライラしました。

ほんとにこのメッセージを設定で切れるようにして欲しいところです。

まとめ

ZV-E10とSIGMA 24mm F3.5の組み合わせはいいぞ!(特にお散歩用として)

室内で愛犬を撮るようにしてもいいのですが、お散歩用としての方が満足度は高かったです。
外だと明るさが十分に確保できてシャッタースピード上げることができるので、手ブレの心配が少ないからです。

室内で撮影する場合は、ボディ内手ぶれ補正がないZV-E10だとシャッタースピードを気持ち高めにしないといけないので、ISOが上がりやすいのがちょっとネックでしたね(LEDライトとか使えばマシになるけど)

でもお散歩用でも室内用でも使いやすくて満足度は高いので、愛犬家で色々撮りたい方には結構おすすめです!

爬虫類撮影でも試してみました!

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この記事を書いた人

名古屋在住のシステムエンジニアで愛犬家。
ペットに関する情報、おすすめ飼育グッズなどをブログで発信しています。

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