ZV-E10とE 20mm F2.8で爬虫類撮影 | レオパまでなら結構あり!

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こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!

ペットの爬虫類を撮影するために、SONYのZV-E10とE 20mm F2.8の組み合わせを試してみました!

最初に結論を言うと、この組み合わせはレオパぐらいのサイズまでなら結構ありです。

この記事では、ZV-E10とE 20mm F2.8を使用した実際の使用感とか作例を紹介していきます。

目次

ZV-E10とE 20mm F2.8について

ZV-E10の動物認識は爬虫類もある程度認識してくれる

ZV-E10には動物認識が搭載されているのですが、爬虫類もある程度認識してくれます。

当然最新のα6700のAIAFには劣りますが、瞳ということがわかりやすい爬虫類たちはたまに瞳にピントが合います。

とはいえ、精度はあまり高くないのでAFエリアは絞った方がいいです。

E 20mm F2.8の最短撮影距離は爬虫類撮影にも使いやすい

E 20mm F2.8は約20cmと最短撮影距離が短いのが魅力的。(0.2mと記載されてたので20cmジャストじゃないかも)

正直水槽の生き物を撮る場合以外は20cmぐらいの最短撮影距離のほうが使いやすいので、この短さはちょうどいいですね。

最短撮影距離が20cmなら、近づけすぎて被写体に影がかかる心配もありません。

レンズが軽くて短い

焦点距離がもっと短いレンズでSIGMA 24mm F3.5がありますが、E 20mm F2.8はSIGMAのレンズよりも軽いのが魅力的です。

レンズサイズ重さ
SIGMA 24mm F3.5 DG DN64×50.8 mm230g
E 20mm F2.862.6×20.4 mm69g
サイズ比較表

ZV-E10自体もバッテリーとか込みで343gとめちゃくちゃ軽いボディなので、E 20mm F2.8と組み合わせて400gをちょっと超える程度とめちゃくちゃ軽いことがわかります。

ZV-E10にはボディ内手ぶれ補正が入っていないので、レンズを軽くすることで手の震えを少なくすることができます。

室内撮影は暗くなりがちでシャッタースピードを上げづらいので、軽くて明るいレンズだとめちゃくちゃありがたいです。

ZV-E10とE 20mm F2.8で爬虫類撮影開始

大きめの爬虫類たちで試し撮り

まずは大きめの爬虫類を試し撮りしてみました。

我が家で一番大きい爬虫類のピーターズバンデッドスキンクさんです。

あまり有名な爬虫類ではないので大きさのイメージがつきにくいと思いますが、有名なフトアゴヒゲトカゲと同じかちょい小さいぐらいの大きさのトカゲです。

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/60 F4.0 ISO125

横顔を撮影してみました。

もう少し近づけて撮ることもできますが、勢いよく近づいてくることもあるので25cmぐらい離れて撮影することに。

AFも描写も個人的には全く問題ありません。

フルサイズ換算30mmなのでちょっと広めになりますが、大きい爬虫類を撮る分には問題なさそう。

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/60 F4.0 ISO100

ゆっくり近づいてくるところを撮影。

顔が尖っているので、首あたりからボケ始めています。

もうすこし体にもピントを合わせたいならF5かF5.6ぐらいまで絞るといいかもしれません。

飼育者が多いレオパぐらいのサイズを試し撮り

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/60 F4.0 ISO250

まずはレオパを撮影。

AF速度も問題ないし、ストレスなく撮れました。

ほぼ最短撮影距離まで近づいて撮りました。
レンズの関係上ドアップで撮ることはできませんが、「全身を入れるのが好き」って人にはいいかもしれません。

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/60 F4.0 ISO250

正面気味でも撮ってみました。

黒目の爬虫類は比較的動物AFが動作しやすく、ストレスなく撮影することができました。

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/40 F4.5 ISO125

レオパより一回り小さいハイナントカゲモドキを撮影。

最短撮影距離ギリギリまで近づいて撮ってみました。

これぐらいのサイズの爬虫類にはフルサイズ換算30mmの焦点距離は広角すぎるレンズかもしれません。

ドアップで撮るのは無理なので、ドアップにしたいなら現像時にトリミングする必要がありそうです。

さらに小型の爬虫類を試し撮り

もっと小さい爬虫類も試し撮りしてみました。

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/500 F4.5 ISO1000

ルゴッサフトユビヤモリを撮影。

最大8cmぐらいのヤモリですが、尻尾の長さをのぞいたら人差し指の第二関節ぐらい(5cmぐらい)までの長さしかありません。

限界まで近づいて撮りましたが、全身を画角に入れてもあまり大きく撮れません。

ドアップでの撮影は無理ですけど、レイアウトケージで飼っているなら背景と組み合わせていい写真が撮れるかもしれません。

ZV-E10 + E 20mm F2.8
SS:1/1000 F2.8 ISO640

もう一枚ルゴッサフトユビヤモリを撮影。

やはり小さく撮れてしまいますが、描写自体は悪くありません。(間違いなく16-50mmのキットレンズよりは上)

この爬虫類に関しては動物認識が動作することはほぼありませんでした。(黒目じゃないから)

感想

スマホの画角に慣れてるならフルサイズ換算30mmはあり

E 20mm F2.8はAPS-Cレンズなので、フルサイズ換算30mmの焦点距離になります。

スマホの標準(広角)レンズが24〜28mmぐらいが多いので、同じような画角かちょっと狭い画角で撮ることができます。(ほんの少しアップで撮れる感じ)

ただ、小さめの爬虫類をドアップで撮ることは難しいです。

純正レンズなのでAFは良好

ソニー純正というレンズというだけあって、AF速度・精度はかなり良好でした。

11年以上から販売されているレンズなので設計は古いと思うのですが、ボクレベルでは全然気にならなかったです。
多分初めてミラーレスカメラを使う人なら全く気にならないでしょう。
プロとかならもしかしたら気になるのかな?

ZV-E10でもかなり良好なAFだったので、α6700とかならもっとストレスなく撮れると思います。

コンパクトなので使いやすい

レンズの長さが20.4 mmと短いので、ZV-E10に装着した時にかなりコンパクトにすることができます。

うちの爬虫類は25cmの小さいガラスケージで飼われている子もいるので、長いレンズだとカメラの角度を変えた時にケージにぶつかったりして地味に邪魔になったりするんですよね。

E 20mm F2.8の長さだとカメラグリップよりちょっと長い程度なので、邪魔にならずに使うことができるので撮りやすかったです。

小さい爬虫類を撮るには微妙

正直30mmの焦点距離で、最短撮影距離が20cmだと小さい爬虫類を撮る時はちょっと微妙だと感じました。

小さい爬虫類を大きく撮りたい人や、絶対にトリミングしたくないマンにはオススメしにくいと思います。

レイアウトケージで飼っていてレイアウトも映える写真を撮りたいならアリなレンズだと思います。

ZV-E10で小さい爬虫類を撮るなら、E 30mm F3.5 MacroやSIGMA 24mm F3.5 DG DNあたりが使いやすかったです。

RAW撮影の場合ズームレバーが邪魔(笑)

24mm F3.5 DG DNの時にも感じましたが、ズームレバーがほんと邪魔(笑)

ほんとにこのメッセージを設定で切れるようにして欲しいところです。

まとめ

ZV-E10とE 20mm F2.8は爬虫類用としては悪くないけどベストな組み合わせではない。

この組み合わせはレオパぐらいのサイズまでなら結構ありです。

それ以上に小さい爬虫類を取ろうと思うと、小さく撮れてしまいます。(それがいい人ならあり)

レンズ自体の価格は3〜3万5千円ぐらいと、純正レンズにしては抑えめの金額なので手に入れやすいと思います。

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この記事を書いた人

名古屋在住のシステムエンジニアで愛犬家。
ペットに関する情報、おすすめ飼育グッズなどをブログで発信しています。

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