爬虫類撮るからLUMIXのS5IIと100mm F2.8 MACRO買った。

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こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!

今まで爬虫類撮るのに、OM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroを使っていました。

かなり軽くて接写能力も優れていたので気に入っていたのですが、室内で撮るとどうしてもISOを上げる必要があってノイズ除去などの編集に手間がかかっていました。

フルサイズだとそういう手間が結構楽になるのですが、フルサイズのマクロレンズって

  • 50mmぐらいのレンズはAF遅い
  • 100mmぐらいのレンズはAF速くても、デカいしそんなに寄れない

っていうのがあってなかなか手が出せませんでした。

そんな中2024年2 月にPanasonicからLUMIX S 100mm F2.8 MACROという軽量コンパクトなマクロレンズが発売されました!

どうしても使いたくなってしまい、ボディとセットで購入してしまいました笑

今回は爬虫類(あと犬)用に買ったLUMIX S5IIとLUMIX S 100mm F2.8 MACROを実際に使ってみた感想などを書いていきます!

目次

LUMIX S 100mm F2.8 MACRO買った経緯

フルサイズの100mmなのにくっそ軽いから。

まあ、この1点ですよね。

LUMIX S 100mm F2.8 MACROってほんとに軽くて、298gしかないんですよ。

フルサイズ対応の100mmぐらいのマクロレンズって、600g以上することが多いのでこの軽さは驚異的です。

コンパクトなレンズなので、しまう時も場所取らないのが地味にいいんですよね

最短撮影距離が短いのが良かった。

このレンズ最短撮影距離が約20cmとかなり寄れるのが本当にいい。

フルサイズの100mmぐらいのマクロレンズだと、26〜30cmぐらいなことが多い(だいたい28cm付近が多い)。

商用写真の撮影なら別に30cmでも良いんだけど、家でケージに入った爬虫類を撮る場合は寄れる方が使い勝手がいいんですよね。

スマホに慣れてる人は、LUMIX S 100mm MACROはかなり使いやすいと思います。

S5II買った理由

100mm MACROが使えて、AFが比較的まともなフルサイズボディだから(笑)

ほんとに見出し以上の理由はないです(笑)

LUMIXのフルサイズボディはほとんどがコントラストAFっていうAF方式なので、ちょっとAF精度とかがよろしくない。

よりAFが優れている像面位相差AFっていうのを採用しているフルサイズボディが、現状S5IIとS5IIxしかないのでS5IIを購入しました。(2024/04時点)

ウチのペットたちで試してみる

ヒョウモントカゲモドキ

まずは、爬虫類の中でもトップクラスに飼育者の多いヒョウモントカゲモドキ(レオパ)を撮影。

ISO 2500 F5.6 1/60秒

ギリギリまで寄って撮りました。

顎のあたりとか、肌の質感が撮れていていい感じです。

ISO3200 F7.1 1/60秒

こちらを向いた瞬間を撮影。

爬虫類は人間と違って鼻と目の距離が結構あるので、F値を上げないと鼻がかなりぼやけます。

なのでF7.1ぐらいまで上げて撮影しました。

どうしてもISOが上がってしまいましたが、フルサイズセンサーなのでマイクロフォーサーズと違ってISOをあげてもノイズが乗りにくく、ノイズ除去がかなり楽でした。

ハイナントカゲモドキ

ISO5000 F5.6 1/125秒
ISO6400 F5.6 1/125秒

シェルターに引き篭もっているところを撮影。

ハンドサイズのLEDライトを使っていましたが、どうしてもシェルター内には光がいい感じに届かず、ISOを上げてみました。

OM-1だと6400まであげちゃうと結構ノイズが酷くて厳しくなるのですが、フルサイズセンサーということもあり軽いノイズ除去で済みました。

キボシイシガメ

ISO3200 F5.6 1/100秒

餌やりしてたら寄ってきたので、顔を見上げてる瞬間を撮影。

F5.6までF値を上げましたが、顔以外はボケまくってますね(笑)

もう少し距離を取るか、F値を8ぐらいまであげれば体にもピントは合わせられそう。

まあ、顔さえ個人的にはいいんですけど(笑)

ISO1000 F5.6 1/60秒

日向ぼっこのところを撮影。

日向ぼっこ中にカメラを向けると首を限界まで引っ込めることが多い子ですが、100mmのマクロレンズなのでちょっと距離を取って撮影することができました。

肌の質感とか甲羅の質感が撮れていていい感じ。

50mmクラスのマクロレンズだとレンズをかなり近づけないとこの写真を撮るのは難しい。

警戒心高めの子にこの100mmレンズはオススメですね。

ヒキガエル系

ISO4000 F5.6 1/80秒

レンズを近づけてナンブヒキガエル撮影。

肌のイボイボ感が描写されていていい感じ。

目の模様?もしっかりと撮れているます。

ISO4000 F5.6 1/80秒

ちょっとビビりのエジプトミドリヒキガエルも撮影。

シェルターに少し体が入っていて影になっていたのでISOを4000まで上げて撮影しましたが、軽いノイズ除去だけで済みました。

鼻先についた砂もちゃんと撮れています。

ISO800 F5.6 1/60秒

ミヤコヒキガエルも撮影。

結構明るいライトの下にいたのですが、白飛びもしていないのでS5iiの良さがわかりました。

ISOもうちょい下げてもよかったかな。

アカハライモリ

ISO6400 F5.6 1/60秒

寄ってきたアカハライモリ撮影。

ギリギリまでレンズを水槽に近づけて撮ったので、かなりアップで撮れました。

ISOが6400まで上がってしまいましたが、軽い編集で済みました。

下の方の水槽の苔が残念(笑)

ISO2500 F5.6 1/80秒

横向きのアカハライモリ撮影。

肌のイボイボ感とか、手のひらが描写されていていいですね。

極小爬虫類のルゴッサフトユビヤモリとエレガンスボウユビヤモリ

マクロレンズで撮るのに適してる超小型ヤモリのルゴッサとエレガンスさんを撮影してみました。

ISO2500 F5.6 1/60秒

ルゴッサさんを撮影。

大人の小指暗いのサイズしかないルゴッサさんですが、やはり100mmマクロということもあってかなり大きく撮れました。

特徴的なトゲトゲの肌もちゃんと表現されているので大満足。

ISO2500 F5.6 1/100秒

ルゴッサさんよりもさらに小さい、エレガンスボウユビヤモリも撮影。

めちゃくちゃ小さいのでマクロレンズじゃないと大きく撮れない上に、警戒心が高いのでちょっと離れて撮らないといけない難儀なやつです。

50mmマクロでも撮れなくはないと思いますが、100mmマクロでちょっと距離を取って撮りました。

小指の第二関節ぐらいの大きさしかありませんが、口元や後ろ足の肌のイボイボ(ザラザラ?)感もちゃんと撮れていて感動です。

ISO6400 F2.8 1/125秒

寝ているワンコ撮影。

部屋が暗かったのでISOが6400まで上がりました。

OM-1だと確実に毛並みがのっぺりするISOの高さですが、全然問題なさそうです。

寝ている時にレンンズを近づけると目を覚ますことが多いワンコですが、100mmのレンズなのでちょっと離れて撮れました。

ちょっと離れてとってもこんなに顔を大きく撮れるのはかなり嬉しい。

ISO2000 F4.0 1/80秒

1mぐらい離れて撮ってみました。

F4で撮りましたが、背景がいい感じにボケてるし、AF精度も問題なさそうでした。

使ってみて良かった点

寄れるのは正義!

最短撮影距離20cmっていうのはお家で爬虫類撮るのにはめちゃくちゃいい感じの距離感。

寄って大迫力で撮ることができるし、ちょっと離して全身を撮ることもできる。

使い勝手が良くてかなり気に入ってます。

犬・猫でも全然つかえる(動き回らなければ)

犬・猫に対するAFに関しては、「爆走していたりジャンプする瞬間を撮りたい」とかじゃなければ十分だとおもいます。

マクロレンズじゃなければもう少しAF速度は上がりそうです。(ただ、S5II自体もそこまでAFいいわけじゃないので微妙)

ただ、落ち着いた状態の犬猫を室内で撮る分には全然問題ない速度です。

ボディとのバランスがいい。

ボディが740gあるので、ちょっと重め。(フルサイズの中では普通ぐらいだけど)

重いと手ブレしやすくなってしまうのだが、レンズが298gとかなり軽いので手ブレがかなり抑えることができる。

ボディが軽いSONYのα7CIIでも、90mm Macroをつけちゃうと1.1kgいっちゃう。

「SONYと比べても100gぐらしか変わらないじゃん」と思うかもしれないけど、SONYのレンズは5cmぐらい長い。

LUMIXの100mm MACROの方が短くて取り回しがいいのと、重心がボディ側に寄るので持ちやすい。

個人的にはLUMIXの方がバランスが良く感じて、こっちの方が気に入ってます。

レンズの描写も十分満足

レンズの方ですが、海外のレビューとかみると「描写力は普通」とか「描写力は良い」とか色々言われてるけど、個人的にはかなり満足度が高いです。

爬虫類の肌の質感も十分表現されているので、アマチュアレベルなら全然気にならない描写力をもつレンズだと思います。

編集が楽

作例でも書きましたが、ISOを上げた時に出るノイズもあまり気になりませんでした。

撮影用のライトは小さなLEDライトぐらいしかない撮影環境なので、ISOは上がりやすい状況で撮りまくりました。

ISO3200〜6400など高めのISOが多かったのですが、かんたんなノイズ除去で済んだので非常に編集が楽でした。

黒潰れ白飛びしにくいボディなので、その辺の調整もかなり楽でサクサク編集できたのも良かった。

OM-1+60mmマクロに比べてもかなり編集はしやすくなったと感じている。

OM-1はISO上限を1600ぐらいにして暗い状態で撮影する必要があったので、地味に編集に時間取られてました(笑)

気になった点

AFが微妙(ボディのせい?)

まず、AF速度・AF精度は基本的に悪くないです。悪くは。

ただ、OM-1 + 60mm Macroに比べたら若干遅い気がするし、アカハライモリの撮影は間違いなく遅いこととピント合わせがしづらいことが多かった。

特にピントが外れると、ピントを当てたいところに戻すのがかなり遅い時がありました。

これはレンズというよりボディ側の問題のような気がするので、良いボディが出てくればこのマクロレンズの魅力が爆発するはず。

最後に

爬虫類や小型の小動物を撮るのにはめちゃくちゃオススメ!

マクロレンズなので、やはり小さい生き物を撮るのにはめちゃくちゃ向いてる。

レンズが軽くて全長も短いので室内でペット撮るのには取り回しがかなりいい。

「犬・猫だけしか撮らない!」っていうなら別のレンズでもいいけど、「爬虫類やハムスター撮るし、犬・猫も撮る!」っていう人にはこのレンズはオススメです。

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この記事を書いた人

名古屋在住のシステムエンジニアで愛犬家。
ペットに関する情報、おすすめ飼育グッズなどをブログで発信しています。

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