こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
ボクは一時期ハイナントカゲモドキのペアを1つのケージで飼育していましたが、今は完全に単独で飼育してます。
正直なところハイナントカゲモドは単独飼育がオススメです。
今回は、ハイナントカゲモドの単独飼育をオススメする理由について紹介していきます。
ハイナントカゲモドキは多頭飼育できるの?
オススメはしないけど、ハイナンの多頭飼いはできる
個人的にオススメはしませんが、ハイナンの多頭飼いは可能です。
ベビーサイズなら複数で飼育可能ですし、ある程度の広さやレイアウトを組めばアダルトでも複数飼育できます。
しかし以下のような注意点があります。
- ベビーなら多頭飼育はギリ可能。ケンカをしたらすぐに隔離
- 広さを確保したり、レイアウトを組んで、ストレス解消できるようにする
- オスの上限は1つのケージに2匹まで。
できればレオパの繁殖のようにハーレムにする
この注意点を守れば、なんとか多頭飼いはできます。
ですが個人的には多頭飼育よりも、1つのケージに1匹で飼う単独飼育がオススメです。
ハイナントカゲモドキの単独飼育をオススメする理由
ハイナンの給餌は置き餌にすることが多いため
ハイナントカゲモドキは非常に陰気で警戒心が強いので、ピンセットからの給餌になかなか慣れません。
ピンセットに慣れても気が向かないと食べてくれないので、まずピンセットに慣れないと思ってください。
なので1匹1匹にエサを与えるということが難しく、夜寝る前にエサをバラまいて、朝に確認するという方法をとる必要があります。
しかし置き餌による給餌は、どの個体がどれだけ食べたか全くわからないという問題点があります。
全員が均等に食べたかもしれませんし、1匹が独占してしまったかもしれません。
給餌量が特定の個体に偏ってしまうと、健康管理にも問題が出てきてしまいます。
なので単独飼育にして、1匹1匹の給餌量をするのがベストだとボクは考えています。
ケンカしてケガするリスクがないし、ストレスもない
1つのケージに何匹もハイナンを入れていると、ケンカすることがあります。
ちなみにペアで飼育してても、ケンカをするときはケンカします。
実際ウチのハイナン達はケンカをして、ハイナンのメスがちょっとケガをしました。
それに交尾をした後は、オスとメスを分けてあげたほうがいいでしょう。
レオパでもそうですが、交尾後もずっと一緒にいるとオスが再び交尾をしようとするのでメスがなかなか落ち着けません。
ストレスによって卵詰まりを起こしたりするので、交尾後は必ず分けるようにします。
多頭飼育だと、顔がそっくりで一瞬で見分けがつかない
前述の通り、ハイナントカゲモドキは頑張ればピンセット給餌にも慣れてくれます。
ピンセット給餌なら1匹1匹エサを与えることができるので、給餌量を確認できますがそれでも問題があります。
ハイナントカゲモドキってレオパと違って顔がメチャクチャ似てるんですよ(^_^;)
下の写真を見てください。
ね?メチャクチャ顔似てるでしょ?(笑)
結構バンド模様のキレイさとか、体格に差が出たりするんですが、基本シェルターにこもっているので顔しか見ることができません。
ハイナントカゲモドキの顔って、どの子もメチャクチャ似てるので見分けが全然つかない・・・!
見分けがついても、ちょっと目を離すと動き始めて、結局どの子がどれだけ食べたかがわかりにくくなってしまうんです。
どうしても多頭飼育したいなら?
広めのケージで、ビバリウムなどのレイアウトを組む
どうしても多頭飼育したいなら、広いケージで飼ってあげるようにしましょう。
オススメはグラステラリウムシリーズの4530以上の大きさのケージです。
グラステラリウムはビバリウムをつくるのに最適で、流木や植物などでレイアウトを組むことができるだけでなく、背面バックボードを登ったりすることができます。
流木や背面バックボードを登ったりすることで、ハイナン達に楽しみを与え、ストレス解消につながりケンカが起きにくくなると考えています。
よく床材を掘っている光景を見るので、床材を赤玉土やヤシガラマットにしてあげることもストレス解消にもつながります。
また、流木や植物を入れると隠れるスペースができるというメリットもあります。
それ以上入れるとケンカの可能性が高くなります。
さいごに
ハイナントカゲモドキは単独飼育しよう!
ハイナントカゲモドキはやっぱり単独飼育するのがベストでしょう!
単独飼育するだけでも以下のようなメリットがあります。
- ストレスの軽減
- 給餌量の把握
- ケンカしてケガするリスクがない
健康管理もしやすくなるので、繁殖時以外は単独で飼育することをオススメします。
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