秘密のレプタイルズ紹介シリーズも6巻まできました!
6巻は爬虫類飼育者として考えさせられる展開となっています!
今回は秘密のレプタイルズ6巻の見どころ&紹介されている生体について書いていきます!
秘密のレプタイルズ6巻の見どころ
学名について知れる
水族館や動物園に行けば、誰もが一度は目にするのが「学名」です。
「ヒョウモントカゲモドキ」は和名で日本でしか通じませんし、「レオパードゲッコー」は英名なので英語圏(あと日本)でしか通用しません。
普段暮らしているボクらには大した影響はないのですが、学会なんかだとそれぞれの国の呼び方だといろいろな支障が生じてしまいます。
それを解決するために、世界共通の名称として「学名」が登場するわけです。
6巻では学名のルールなんかが紹介されているので、興味がある方は一度読んでみてください!
ただ、正直一般人は学名なんて覚えなくても生きていけます(笑)
飼育方法・ペットショップの在り方についての対立
6巻ではヒロインが働くアニマーレと、有絵ちゃんの姉が経営するAM’Z(アムズ)で、いろいろな対立が起こります。
アムズ側は、「この種類がこうやって飼うのが一番魅力的!それ以外は手抜きの産物」として、合理的な飼い方を否定しています。
その考え方はかなり徹底されており、飼育方法が気に入らない客だと購入を拒否するほどです。
その反面アニマーレ側は「飼い方にも飼う楽しさにも正解なんてないはず」として、お客様に選択肢を与える仕事だと考えています。
最初の対立の話だけを読んでいると、「有絵ちゃんの姉マジ鬱陶しいな・・・(^-^;」と思いますが、読み進めるうちに彼女には彼女なりの考えがあり、爬虫類飼育者なら「たしかにそうかもな」と共感する部分もあることがわかります。
結構激しい対立ですが、コメディ色もそれなりにあるので、安心してください(笑)
紹介されている主な生体
アカメカブトトカゲ
見た目がかなりカッコイイのがアカメカブトトカゲです!
目の周りが赤く(あるいはオレンジ色に)なっているのが特徴ですが、成体にならないとその特徴はあらわれません。
発声器官をもっており、鳴くこともあります。
大人しい性格なので複数飼育することも可能なのが魅力の一つ!(最低限の広さは必要です)
カッコイイのですが、陰気な性格なので隠れっぱなしになることがちょっと残念なポイントです。
6巻では、アカメカブトトカゲの飼い方も紹介されているので、参考にしてみるといいでしょう。
ローチ(ゴキブリ)
6巻ではローチ(ゴキブリ)が、ついに登場してしまいます。
しかもエサ用のゴキだけじゃなく、ペットゴキブリについても描かれているから驚きです(笑)
ゴキブリと聞くと見た目が気持ち悪いですが、ペットゴキブリにもいろいろとカワイイ感じのがいるので読み飛ばさずに読んでほしい!
6巻では、よくエサになるレッドローチやデュビア、ヨロイモグラゴキブリの飼い方が紹介されています。
カーペットパイソン
いろいろなカーペットパイソンについて紹介されています。
ボールパイソンよりも大きくなるニシキヘビの仲間で、かなりの重量感があるのが特徴です。
人気はあるのですが、かなり大きく育つのでデカい飼育ケージが必要になり、日本の住宅だと飼育環境を設置するのが一苦労なのが難点です。
6巻ではカーペットパイソンの基礎知識や豆知識、飼育方法などが紹介されています。
ファイアサラマンダー
ファイアサラマンダーとは主にヨーロッパに生息するイモリやサンショウウオの仲間です。
黒い体に赤やオレンジ・黄色といった模様があるのが特徴で、その奇抜な色合いが人気の一因にもなっています。
プラケでも飼育可能で、湿度や温度にさえ気を付ければ飼育は難しくありません。
ただ、個人的にはビバリウムで飼ったほうが見た目もいいと思っています。
6巻ではプラケ飼いの仕方と、簡単なビバリウムの作り方が紹介されています。
ボールパイソン
6巻にしてついにボールパイソンが登場しました!
ヘビの中でもコーンスネークに並んで人気があるがボールパイソンです。
「コーンとボールどっちかったらいいでしょうか?」みたいな質問が良く投げかけられるぐらい人気があります。
太くて長い胴体は「ザ・ヘビ!」って感じで、爬虫類に興味がない人からしたら結構怖い見た目をしています。
しかし、メチャクチャ温和な性格で大人しいので、初心者でも比較的飼いやすいです。
モルフも豊富で、レオパやコーンスネークのようにコレクション性が高いのも魅力の一つともいえます。
パネルヒーターで保温するという飼育方法がよく紹介されていますが、6巻ではパネルヒーターを使わない飼育方法が紹介されているので、参考にしてみましょう。
さいごに
簡単なビバリウムの作り方が紹介されている!
6巻ではファイアサラマンダー用の飼育環境として、簡単なビバリウムの作り方が紹介されています!
飼育本とか見てても、ビバリウムの作り方の紹介がされている本は少ないので、興味がある方はぜひとも参考にしてみることをオススメします。
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