こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
犬を飼うとき、ペットショップかブリーダーどちらを利用するか悩みますよね。
という噂があるかと思えば、
という噂もあって、どっちで飼えばいいのか悩んでしまいます。
今回はペットショップの特徴とブリーダーの特徴をまとめ、どちらがどんな人にオススメなのかを紹介します。
ちなみに、譲渡で犬を迎えるという手もありますが、いろいろ初心者には難易度が高いのでこの記事では紹介していません。
ペットショップの特徴
いろいろな犬種の中から選ぶことができる
ペットショップには数種類~数十種類の犬が常時販売されています。
特にほしい犬種が決まっていない場合は、まずはペットショップを数軒回ってみることをオススメします。
メジャーなチワワ・トイプードル・柴犬あたりは、どの店舗でも見ることができます。
だいたいのお店では触ることもできるので、気になるワンちゃんがいればスタッフの人に声をかけて実際に触らせてもらいましょう!
ちなみに展示していい時間は8時~20時までと法律で定められているので、時間に余裕をもってペットショップに行ってください。
20時以降も展示しているようなら最悪のペットショップなのでそこでは絶対に買ってはいけません。
一部のペットショップは希望に合った犬の取り寄せも可
一部のペットショップでは、希望の犬種の取り寄せも受け付けています。
ペットショップは、ペットショップ内で繁殖させるよりブリーダーから購入していることが多いです。
そのためいろいろな犬種のブリーダーと契約しています。
といえば、提携しているブリーダーさんに問い合わせて、希望の犬種を探し出して取り寄せてくれます。
また、チェーン展開しているペットショップだと、系列店舗から希望の犬種を最寄り店まで連れてきてくれるサービスを行っていることも多いです。
ペットチェーンのワンラブの場合は、他店のワンちゃんをWEBカメラで見せてくれるサービスも行っています。
注意が必要なのは、取り寄せをすると手付金のようなものが発生する場合があるということです。
管理人はワンラブで買ったのですが、他店から連れてきてもらい1万円ぐらい手付金で払いました。
一緒にペット用品を買いそろえることができる
ペット用品を同時に買いそろえることができるのも、ペットショップの特徴です。
必要な道具は全部買いそろえることができますし、犬と一緒に購入するなら割引が発生する場合もあります。
エサが変わると食べなくなるワンちゃんもいるので、ペットショップであげているものと同じものを購入しましょう!
また、首輪や服のサイズも一緒に見てくれるので、サイズが大きすぎるなどの失敗がなくなるのもメリットです。
社会化が十分でない場合もある
以前は生後30日とか生後40日とかの幼いワンちゃんが売られていることがありました。
幼いうちに親や兄弟から引き離されると、社会化ができておらず犬の中のルールやを知らずに育ってしまいます。
そのため、現在法律で生後56日を経過していない犬に関しては、販売のため又は販売の用に供するために引渡し又は展示をしてはいけない決まりになりました。
しかし社会化期は生後7~12週ごろなので、社会化が十分でない可能性があるので注意が必要です。
最近では、1つのショーケースに2匹入れて社会化を図っていたり、社会化用のフリースペースを設けて複数のワンちゃんで遊ばせたりしているペットショップもあります。
購入後のアフターサービスが充実している
ペットショップによっては、購入後のアフターサービスを充実させているところもあります。
次回ペットショップ利用時に数パーセントOFFになったり、指定のドッグフードの割引、トリミング料金の割引、ペットホテルの割引など多くの割引サービスを行っている場合があります。
管理人の利用したペットショップだと、提携の動物病院の次回ワクチン接種の割引クーポンを配っていました。
犬はいろいろお金がかかるので、こういうサービスは非常に助かります。
また、犬を購入後半年以内に”特定の先天性の病が発見された”場合、犬と引き換えに購入金額の払い戻しを行っているペットショップもあります。
売れ残りの子はお買い得!でも注意も必要
ペットショップの犬は安いものだとだいたい12万からの値段で売られていることが多いです。
しかしまれに、5万円ほどで売られていることがあります。
安い理由は、”売れ残って大きくなってしまった”という場合がほとんどです。
幼いほうが警戒心より好奇心のほうが強いので、なつきやすく、しつけもしやすいため需要があります。
一方ある程度成長してしまうと、警戒心が強くなったり性格がある程度固まり始める時期なので、なつきにくかったり、しつけに手間取ったりしてしまう場合があります。
そのため、警戒心が強くなり始める、だいたい生後5か月から価格がガクッとさがります。
とはいえ、ワンちゃんによってはいつまでたっても好奇心いっぱいだったり、警戒心が強くなり始める時期が遅い子もいたりします。
なので、生後5か月~6か月ごろのワンちゃんは非常にお買い得です。
気を付けなければいけないのは、”なぜ売れ残ったか”です。
トイプードルやチワワ・柴犬などは人気が高い反面、ブリーダーが豊富にいるので取り扱いが多く、純粋にタイミングが悪くて売れなかった場合が多いです。
逆に、パグ・豆柴などの人気で需要も高いのに、ブリーダーが比較的少ないため、取り扱いが少なくすぐ売り切れる犬種が売れ残っている場合は要注意です。
ムチャクチャ吠えたりしている、抱っこが異常に嫌いなどの理由で売れ残っている場合もあります。
価格に飛びつかず、しっかりと観察してから購入するか決めるようにしましょう。
ブリーダーの特徴
親犬や兄弟たちとじっくり社会化のトレーニングを行っている
優良ブリーダーといわれる方は、社会化の重要性を知っているので、幼い状態で販売することはまずありません。
親や兄弟と十分に触れ合って、社会性を身に着けてから売られることがほとんどです。
社会化をしっかりと行っていることが多いので、ひどい噛み癖が少なかったりします。
実際に迎えるまで結構待つことになりますが、トラブルを抱えている場合も少ないのでじっくりと待ちましょう。
また、トイレトレーニングもしっかり行ってくれるので、ブリーダーさんはオススメです。
犬種に特化した知識を持っているので、適切なアドバイスを受けることができる。
ブリーダーが取り扱っている犬種はペットショップと違い、かなり絞られています。
なので少し物足りないかもしれません。
しかし、複数の犬種を扱っているペットショップとは違い、1種類だけを取り扱っているので、その犬種に対する知識量はとても豊富です。
なりやすい病気、遺伝、健康管理などのアドバイスを的確に受けることができます。
だからブリーダーさんの的確なアドバイスがあると非常に助かります。
購入までに手間がかかる
ブリーダーさんから犬を購入するには複数のステップを踏む必要があります。
- 見学の予約を入れる
- 実際に子犬と対面したり、犬種についての説明を受ける
- 誓約書に記入
- 入金
- 引き渡し可能な月齢になったら引き渡し
ご覧のように結構なステップ数がかかります。
多くの場合、
- 見学に行いって、契約(購入)
- 後日引き渡し
と最低2回ブリーダーさんのところに行かなければいけません。
自宅から遠いブリーダーさんから購入する場合は、結構な時間がとられることになるので注意が必要です。
誓約書を書かなければいけない場合が多い
ブリーダーから購入するとき、誓約書を書かなければいけない場合が多いです。
ペットショップでも誓約書のようなものを書きますが、それよりもかなり縛りの強い誓約書です。
- 転売目的の購入の禁止
- かならず去勢・避妊をする(繁殖目的の購入の禁止)
- 万が一、飼育ができなくなり、誰かに譲渡する場合はブリーダーに報告すること
とくに、”転売目的の購入の禁止”と”かならず去勢・避妊をする”は、ほぼ必ずあります。
繁殖をさせたい場合は、ブリーダーさんから購入するのは難しいでしょう。
人気の犬種は生まれたらすぐに飼い主が決まってしまう
人気の犬種は、生まれたらすぐに予約が殺到して飼い主が決まってしまいます。
特に豆柴は大人気で、下手したら生まれる前から予約が詰まっていることが多いです。
そのため、希望のワンちゃんを手に入れるまで長い時間がかかってしまう場合もあります。
悪徳ブリーダーに注意!
なかには悪徳ブリーダーといわれる人たちもいます。
- 生後56日に満たない犬を販売している
- 相場に比べてかなり安い金額で販売している
- 劣悪な環境で犬を飼育している
- 健康状態に問題のある犬を売りつけようとする
- 犬に関する質問に詳しく答えられない
- そもそもペット販売に必要な届け出をしていない
見分け方は結構難しいですが、最近ではブリーダーを紹介しているサイトも多いのでそちらで探してみるのもいいでしょう。
みんなのブリーダーというサイトがオススメです。
ペットショップとブリーダーどっちがいいの?
これまでの内容を踏まえて、ペットショップとブリーダーどちらがオススメなのかは以下の通りです。
- 特に犬種にこだわりがなく、第一印象などで決めたい人
- 飼育グッズを同時に購入したい人
- 割引などのアフターサービスを受けたい人
- すでに飼いたい犬種が決まっている人
- ブリーダーからじっくりと説明を受けて飼いたい人
- 時間がかかってもいいから、自分の要望に合った犬を迎えたい人
時間的に余裕があるのであれば、ペットショップで犬種を決めてブリーダーで購入するという方法もオススメです。
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