こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
普段マイクロフォーサーズのカメラを使っているボクですが、最近はα7C IIっていうSonyのフルサイズカメラも使い始めています。
マクロ撮影なんかはマイクロフォーサーズのOM-1で全然問題ないんですが、犬を撮ろうとすると毛並みが若干のっぺりしちゃうのが難点でした。
なので愛犬撮影用に当時の最新機種のα7C IIを発売と同時にお迎えしちゃいました笑
そしていろいろ吟味して犬用レンズにFE 40mm F2.5 Gっていうレンズも同時にお迎えすることに。
今回はα7C II と FE 40mm F2.5 Gを使った愛犬撮影について書いていきます。
α7C II について
散歩にも持ち出しやすいコンパクトなフルサイズカメラ
散歩に持ち出すことも考えた時に、コンパクトさ+軽さは選ぶポイントの一つでした。
前モデルのα7Cも小さくて、バッテリーやメモリーカード込みで509gと軽かった。
フルサイズで509gってめちゃくちゃ軽くて、他のフルサイズだとバッテリー・メモリーカード込みで650〜800g台が多いです。
今回買ったα7CIIもやっぱり軽くて、バッテリー・メモリーカード込みで514g。
ほんの少し重くなったけど、正直5g程度なら全く気になりません。
あと、他のフルサイズカメラとちがって、ボディがすっきりとしたシルエットなので「鞄の中に打ち込んでも、取り出す時引っ掛からなくて良さそう」って思って感じました。
これぐらいコンパクトなフルサイズカメラなら、犬の散歩の時にも気軽に持ち出せそうだったので選びました。
前モデルのα7Cに比べてダイヤルが増えて使いやすくなった
ダイヤルの搭載がα7CIIを選ぶポイントの一つになりました。
前モデルのα7Cは中古で買えば結構安くなってるし、AFは必要十分だったので「α7Cでもいいかな〜」って思いました。(15万ぐらいはするけど)
ただ、α7Cは前ダイヤルがなかったんですよね!
今まで触ってきたミラーレスのほとんどに前ダイヤルがあって、使いまくっていたのでどうしても前ダイヤルは欲いところ。
あと、もしかしたら野鳥撮影でも使うかもしれないので、操作性が変わるのはどーしても嫌。
その点、α7CIIは前ダイヤルがついたので、操作性も今までのカメラとそんなに変わりません。
AFがめっちゃいい
AFのパワーアップ+被写体認識の強化がα7CIIを選ぶポイントの一つになりました。
そもそも前モデルのα7CもAF性能はかなり良かったのですが、α7C IIはさらにAF性能がパワーアップしています。
しかもAIプロセッシングユニットとかいうのが積まれたことによって、被写体認識の精度がすごくよくなりました。
ワンコは結構動き回ったりするので、AFはとにかくいいに越したことはありません。
ボクはそんなにカメラの操作に慣れているわけじゃないし、散歩中に撮ると結構慌てちゃうのでAFはとにかくいいのがよかった。
FE 40mm F2.5 G について
軽くて明るくて結構寄れるレンズ!
本体が軽いので、散歩で使うなら軽いレンズを選ぼうと考えて選びました。
そこで見つけたのがこのFE 40mm F2.5Gというレンズ!
173gという軽さなので、α7cIIと組み合わせても700gにもなりません。
しかもF2.5なので、散歩だけじゃなくて暗い室内でも明るく撮れそうです。
最短撮影距離も28cmぐらいなので、被写体に結構寄っても撮ることができるのもいいですね。
40mmという絶妙な焦点距離
40mmって結構絶妙で、犬ぐらいの大きさの被写体だったらアップにもできるし・全身を入れて撮ることもできます。
散歩中に歩きながら上からとってもいい感じの大きさで撮ることができます。
犬を撮る分には40mmって焦点距離は結構使いやすいと思います。
ワンコ撮影
室内撮り
まずは一番撮る機会が多い室内で撮影。
骨のおもちゃで遊ぶワンコを撮影してみました。
実は背景がごちゃついているのですが、最短撮影距離ぐらいまで近寄って撮ったので余計なものを写さずにすみました(笑)
お気に入りのベッドでゴロゴロしている愛犬も撮ってみました。
F値2.5の設定で撮ったので、最短撮影距離まで近づいてしまうと鼻がボケてしまいますね。
日向ぼっこする愛犬を撮影。
実は画面外に洗濯かごとか置いてあったのですが、最短撮影距離までよって撮ったので余計なものを省くことができました。
40mmは室内でペット撮るには結構いい感じですね。
外でも撮ってきた
つづいて外でも撮影してきた。
目元に砂がついているのもしっかり描写されていますね。
近づきすぎたので2、3歩下がって撮影してみました。
実はワンコがハァハァ息をして体をゆらせていたので、シャッタースピードを 1/3000秒まで上げて被写体ぶれしないように撮りました。
晴天+F2.5 なのであまり暗くならずに撮ることができました。
地面の匂いを嗅いでいるワンコ。
カメラを地面ギリギリまで近づけて、なるべくワンコと同じ目線の高さになるようにしました。
α7C IIはバリアングルモニタなので、撮りにくかったですがなんとか撮れました。
フジツボフードなので通常のレンズフードよりも砂とかが入りにくく、地面ギリギリまで近づけても「レンズに砂が…」とかといった心配はあまりありませんでした。
ダッシュして近寄ってくるワンコを撮影。
今まで使っていたE-M5 MarkiiiやZ30やOM-1などだは設定をしっかりしないと、ダッシュで近寄って来られるとピントがうまく合わないことが多かったです。
でもα7C IIだとあんまり設定とか気にせず気軽に撮ってピントを合わせてくれるので、かなり楽でした。(まあ、それでも被写体ブレとかピントがあっていない写真は何枚かあった)
使ってみた感想
α7C II のAFはやっぱりいい。
今までOM-1とかZ5とかX-T5とか使ってきたけど、やっぱりSonyのAFは高速で使いやすい。
とくにα7C IIは被写体認識が優秀でストレスなく撮ることができました。
走っているワンコにもしっかりピント合わせてくれたので、失敗写真が少なかったです。
愛機のOM-1は悪くないんだけど、たまにとんでもなくAFが暴れるのが難点。
FE 40mm F2.5 Gは室内・散歩撮影ではいいけど、ドッグランだと物足りない。
FE 40mm F2.5 Gは40mmという焦点距離で最短撮影距離も28cmぐらいなので、室内でワンコを撮るにはすごく使いやすい。
F値も2.5まで明るくできるので、室内でも明るめの写真を撮ることができる。
最短撮影距離も短めなので散歩の時にワンコを撮るのも簡単なので気に入っている。
ただ、ドッグランだとめちゃくちゃ物足りない。
ドッグランだとワンコは遠くまで走り去ってしまうので、結構小さく撮れてしまう。(まあ、そもそもこのシーンにあったレンズではないだろうから仕方ないけど)
実際に撮ってみた写真を見てください。
1枚目はトリミングなしの画像だけど、ワンコがかなり小さいのがわかります。
これではせっかくの躍動感が伝わってきません。
2枚目の写真は、1枚目の画像をLightroomのスーパー解像度の機能を使って画素数を増やしてトリミングしたもの。
スーパー解像度を使わなくても、XやInstagramにアップするだけならもう少しトリミングしても画素数的には問題なさそう。
でもポスター印刷とか考えてる人には心許ない画素数になってしまいます。
スーパー解像度を使えば解決できるけど、一手間かかるのがちょっとめんどくさかった。
40mmレンズは普通の散歩ではちょっと使いにくい場面はある。
基本的には散歩中の撮影でも使えるレンズだとは思います。
ただ、散歩中は犬にリードをつけているので犬との距離がかなり近くなります。
特に歩道だと人通りもあるのでリードを長くするのは危ないため、あまり犬とは距離を取ることができません。
結果、40mmのレンズだと結構顔がアップになってしまうことが多かった。
普通に都市部に住んでいて「歩道を歩いている時に撮りたい!」って場合は、もうちょっと広角寄りの最短撮影距離が短いレンズの方がマッチしているかもしれません。
ドッグラン以外の公園とかで撮る分にはめちゃくちゃ使いやすいけどね。
賛否あるレンズフードだけど、こっちの方がいいかも。
FE 40mm F2.5 Gのレンズフードだけど、「このフジツボフードが気に入らない」ってポストとかレビューをちょくちょく見かけた。
まあ、逆さにつけることができないから、全長が長くなって「せっかくのコンパクトさが失われてしまう!」ってのはわかります。
でもうちのワンコはたまに突進してくるから、フジツボフードの方がレンズに当たる可能性が低い。
だから正直こっちのレンズフードの方が個人的には好きです。
最後に
室内でペットのスナップ撮るならおすすめの組み合わせ
レンズについては、ドッグランでは物足りないことが多いと思うが、軽いし最短撮影距離も比較的短めなので屋内では使いやすくておすすめ。
F値も2.5まで解放することができるので、室内でも明るく撮ることができる。
ただ、「ドッグランでもガッツリ撮りたいんだ!」って人は、標準ズームの大三元や小三元の方がおすすめだと思う(高いけど)
a7C II に関しては、軽いし・AFは高速なので文句のつけようがない。
ジョイスティックないけど、ボクはあんまり使わないので問題なし
↓a7iiiもAF性能が良くて、中古だと15万ちょいぐらいで購入できるのでおすすめ!
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