こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
我が家ではミツユビハコガメを飼っていますが、飼うときに「エサ何喰うんや・・・」って無茶苦茶悩みました。
リクガメは飼育本が充実しているので「リクガメのエサってなーに?」とはなりませんが、ミツユビハコガメは全然本がないので何を食べるのかめちゃくちゃ調べる必要があります。
今回は、ボクがいろいろ調べたり、教えてもらったりした結果、我が家のミツユビハコガメが食べているフードについて紹介していきます。
まずはミツユビハコガメのエサについて考える
ミツユビハコガメは雑食性
ミツユビハコガメは雑食性なので、実は結構いろんなものを食べます。
- カメ用のエサ
- 錦鯉用のエサ(咲ひかり)
- ドッグフード
- 果物(リンゴ・バナナ・イチゴなど)
- レバーやささみ、ピンクマウスなどの肉
- 魚
- コオロギ、ミルワームなどの虫
- 野菜(トマトやニンジンなど※リクガメが食べれる系なら大体OKみたい
結構いろいろ食べるので、びっくりしますよね(笑)
カメ用のエサを使わずに、野菜や肉などを使ってオリジナルフードを作ってあげるのもミツユビハコガメ飼う楽しみの一つともいえるでしょう。
ただ栄養バランスを考える必要があるので、 カメ用のエサを使わない場合はオリジナルフードを作っている方の配合などを調べておいた方がいいでしょう。
ボクは基本的にカメ用のエサと錦鯉用のエサを交互に使って、たまに犬用の缶詰やフルーツをおやつとしてあげたりしています。
カルシウムは必須!
当然ですが、カルシウムは必須です。
カメプロスなどのカメ専用のエサであればカルシウムについて考える必要はほぼありません。
手作りフードや咲ひかりといったもともとカルシウムが含まれていないエサについてはカルシウムパウダーをしっかり振りかけてあげる必要があるでしょう。
ボクの場合は、カルシウムパウダーを混ぜたり、乾燥小エビを混ぜてあげることでカルシウムを調整しています。
また、定期的にカトルボーン(イカの甲羅)やカメ用のカルシウムタブレットなどをかじらせてあげるのもアリです。
カトルボーンやカルシウムタブレットは固いので、カメのくちばしの伸びすぎ防止にもなります。
鶏卵の殻を乾燥させて与える人もいるようですが、めんどくさいのでボクは与えていません。
毎回同じエサというのは避けた方がいいかも
これは個人的な意見なのですが、やっぱり雑食性なので毎回同じエサというのはあまり良くないかなと思っています。
栄養バランス的には人工フードで問題ないのでしょうが、毎回同じエサだと飽きてしまって食べなくなるリスクもありそうだからです。
普段からいろいろなエサを与えることで、何かあったときに対応しやすくなると思います。
実際、ハコガメ愛好家の方はいろんなエサを与えている方が多いようなので、ボクの考えは間違いではないと思います。
ボクは、咲ひかり→カメプロス→ミズガメフードのローテーションで与えています。
たまに御馳走としてフルーツや犬用の缶詰を与えたりしています。
我が家のミツユビハコガメも食べてるメインフード
カメプロス シリーズの 大スティック
人工フードを食べるならカメプロスシリーズの大スティックであれば、まず問題ないでしょう。
大きすぎる場合は、折って大きさを調整することもできます。
カメ用のエサなので、栄養バランスは文句なしです。
カメプロスとカメプロス プレミアムの2つを購入して、交互に与えれば問題ないでしょう。
ボクは通常のカメプロスを使っていますが、今のものを使い切ったらプレミアムを購入する予定です。
咲ひかり
咲ひかりは錦鯉用のエサですが、多くのハコガメ愛好家に利用されているエサです。
動物性たんぱく質が豊富なので、雑食性のミツユビハコガメにはおすすめです。
カルシウムは「添加した方がいい」とか「添加しなくてもいい」という人がいるので、一応念のためにカルシウムを添加してます。
カルシウムを添加しない場合は、乾燥エビを混ぜ込んでいます。
Amazonや楽天だと”5kg”や”15kg”といった、一匹しか買っていない場合は賞味期限内に使い切れない量しか買えないことが多いのがデメリットです。
咲ひかりを飼う場合は、咲ひかりを取り扱っている爬虫類店やカメ専門店からネット購入や店頭購入した方がいいでしょう。
ベビーの頃ならSサイズ、ある程度育ったらMやLサイズを与えてあげましょう。
我が家は咲ひかりを使い始めた頃には結構育っていたのでMサイズを与えています。
Mazuri ミズガメフード
アメリカ Mazuri社のミズガメ用の人工フードです。
アメリカ国内の多くの動物園でも利用されているとのことなので、エサとしての実績は文句なしでしょう。
動物性たんぱく質が多いので、雑食性のミツユビハコガメにも最適のフードです。
こちらはAmazonや楽天で買うのは難しいことが多いので、爬虫類専門店やカメ専門店で買いましょう。
咲ひかりと見た目がめちゃくちゃ似てるので、咲ひかりも一緒に買う方はわかりやすいようにラベルを付けることをオススメします。
我が家のミツユビが食べてるサブフード・おやつ
デビフ ささみ&レバーミンチ
デビフ ささみ&レバーミンチという犬用の缶詰もオススメのエサです。
こちらはピーターズバンデッドスキンクという雑食トカゲを飼うようになってから与えるようになりました。
デビフささみ&レバーミンチ は月に2回程度しか挙げてませんが、食いつきが全然違います。
スーパーや犬猫のペットショップでも手に入りやすいフードなので、ミツユビハコガメの食欲がないとき用に買っておいて損はないでしょう。
与える場合は、カルシウムを添加してあげましょう。
また、これをメインのエサにする場合は野菜なども混ぜてバランスを考えてあげる必要があります。
かなりいいエサなのですが、缶詰なので開けてしまうと保存が効かないというデメリットがあります。
1匹しかハコガメを飼っていない場合は1缶は量が多すぎるので、大半をゴミ箱行きにすることになります。
ただ、こちらのフードはアオジタトカゲなどの雑食性のトカゲにも与えれるので、余りをアオジタとかに与えてもいいでしょう。
我が家は犬とピーターズバンデッドスキンクがこの缶詰好きなので、一回の給餌で1缶使い切れてます。
ひかり スーパーレッドシュリンプ
こちらは俗にいう乾燥エビです。
良く通うほぼカメ専門店の店長にオススメされたのでこちらのスーパーレッドシュリンプを使っています。
こちらはエサに混ぜ込んだり、メインのエサを食べた後に軽いおやつ感覚で与えたりしています。
こいつをエサに混ぜ込むと食いつきが少し良くなるので、エサ食いが落ちた子用にエサに混ぜ込んでに与えてみるのもいいでしょう。
カルシウム補給にいいのですが、ほかの栄養があまりないのでメインのエサにはしないでください。
うちの子は問題ないのですが、「選り好みして、エビばっか食べることがある」とのことなので注意が必要です。
選り好みするようになったら、メインのエサを食べた後に与えるようにしましょう。
スーパーレッドシュリンプじゃなくても、カメ用の乾燥エビはあるのでそちらでもOKです。
リンゴ、バナナなどのフルーツ
飼い主がよくおやつとして食べているので、たまーにリンゴやバナナなどもおやつとして与えています。
やっぱりミツユビハコガメも甘いものは好きらしく、喜んで食べてくれます。
基本的にスーパーに売られているフルーツは野生下のものよりも糖度が高いので、与えすぎはあまりよくありません。
毎日あげるようなことはしないで、たまに与える程度にしましょう。
- リンゴ(皮や種はあげない)
- バナナ(皮はあげない)
- イチゴ(ヘタはとる)
最後に
オリジナルフードを作るならハコガメ愛好家の本を参考に
オリジナルフードを作るのも、ミツユビハコガメを飼う楽しみの一つです。
しかし、いきなり作れと言われても難しいでしょう。
「愛好家から学ぶアメリカハコガメ」という本でハコガメ愛好家のエサがいくつか軽く紹介されています。
ハコガメの飼い方も紹介されているので、ミツユビハコガメを飼っているなら持っていて損はない1冊です。
絶版なのか、めちゃくちゃ値段が上がってるのがとても残念・・・。
Kindle版を出してほしい。
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