爬虫類撮影向きZレンズ:NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

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こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!

ペットの爬虫類をスマホで撮ってると、「もっといいか画質で…!」とか「もっと寄って撮りたい…!」とか欲望がでてきますよね。

ボクもその一人で、Z30っていうニコンのミラーレスカメラを使ってペットの写真を撮ることにしました。

ミラーレスで爬虫類の写真を撮るには、マクロ撮影ができるレンズがあると便利なので、さっそレンズを調べることに。

Z30(Zシリーズのミラーレス)でマクロ撮影ができるレンズは「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」と「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」ってやつの2つあることがわかりました。

まずは、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8で写真を撮ってみることにしました!

今回はNIKKOR Z MC 50mm f/2.8の使用感とかを紹介していこうと思います。


今回はGOOPASS(グーパス)っていうカメラやレンズを借りれるサービスを利用してNIKKOR Z MC 50mm f/2.8を借りてみました!

目次

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8はニコンのミラーレスカメラのZシリーズ用の焦点距離50mmのマイクロレンズです。

小さな被写体も大きく撮影するマクロ撮影ができるレンズで、他のメーカーだとマクロレンズって名前で出てます。

マクロ撮影用のレンズですが、普通に人物のポートレート撮影にも使えるので比較的汎用性の高いレンズだといえるでしょう。

価格はだいたい7万5千~8万円ぐらいで、メーカー純正レンズとしては高くもなく安くもなくって感じだと思います。

中古も出回り始めてますが、6000円ぐらいしか安くなってないことが多いので、買うなら新品で買った方がいいでしょう。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8で撮ってみた

ハイナントカゲモドキの写真

小さめの爬虫類、ハイナントカゲモドキを撮ってみました。

肌の細かいザラザラ感や、瞳の光沢がいい感じに撮れています。

ルゴッサフトユビヤモリの写真

ハイナンよりも小さいルゴッサフトユビヤモリも撮ってみた。

ルゴッサは肌がイボイボしているのが特徴で、スマホだとそのイボイボ感をキレイに撮れないことがある。

MC50mmで撮ってみたところ、イボイボ感が本当にいい感じに撮れていた。

アカハライモリの写真

ガラス越しに撮ることが多いアカハライモリも撮ってみた。

普通のレンズではアカハライモリはかなり取りにくいが、マイクロレンズであるMC50mmならこんなにキレイに撮ることができた。

ただ、ガラス越し+水中の生き物ということもあってか、普段よりピントが合いにくかった。

水中のアカハライモリを取るなら、マニュアルフォーカスで撮った方がストレスは少ないかもしれない。

爬虫類じゃないけど、ダンゴムシも撮影

「爬虫類撮影向き」という趣旨から外れてしまうが、ダンゴムシも撮ってみた。

ダンゴムシみたいな小さい生き物でも問題なく撮れた。

正直ダンゴムシレベルでこんなにキレイに撮れるなら、爬虫類のベビーでも問題なく撮ることができるでしょう。

撮った感想

【Good】マイクロレンズだけあってかなり寄れる

爬虫類とかの小型の生き物を撮っていると「もうちょっと寄ったり、アップで撮りたい」という欲求が出てきます。

そういう欲求にこたえてくれるのが、このNIKKOR Z MC 50mm f/2.8というマイクロレンズです。

「レンズくっつくんじゃね?」っていうぐらいまで近づくことができるので、ミラーレス初心者にも使いやすいレンズです。

【Good】爬虫類の肌の質感がかなりいい感じに描写される

爬虫類の写真を見ていただいたらわかると思うんですが、肌の質感がかなりいい感じに描写されることがわかります。

肌のザラザラ感とかイボイボ感は、スマホとは比べ物にならないぐらいイイ感じです。

イボイボしてたりトゲトゲしてる子を撮るときには役立つレンズと言えるでしょう。

【Good】アカハライモリとか水槽内の生き物撮るのにいい

水槽内の生き物を撮ろうと思うと、ガラスに反射してなかなかピントが合わないということが結構あります。

レンズフードとかを使えば反射を抑えたりすることもできるが、反射を抑える一番簡単な方法は”レンズを水槽にくっつける”こと。

レンズをくっつけちゃえば反射をなくすことができるんですが、普通のレンズだとレンズと被写体との距離が近くなりすぎてピントが合わないという問題も発生します。

レンズがくっつくぐらい寄ってもピントが合うマイクロレンズなら、その問題が解消されるのがありがたい。

今回はアカハライモリで試したが、熱帯魚なんかを飼っている人にもオススメのレンズです。

【Bad】水槽内の生き物を撮るときにAF迷うことが結構あった

「アカハライモリとか水槽内の生き物撮るのにいい」ってオススメはしたんですが、水槽内の生き物を撮るときにAF迷うことが結構あったのがマイナスポイントですね。

ピントを合わせようとレンズからウィンウィン音を出してるんですが、なかなか合わないときが結構ありました。

Z30側の問題なのか、MC50mmの問題なのかはわかりませんが、ちょっとストレスがあります。

ただ、マイクロレンズじゃないと水中の生き物の写真はもっと難しくなるので仕方ないかなと割り切っています。

最後に

慣れが必要な場面もあるけど、小さい生き物撮るならオススメ

水槽内の生き物を撮るときには少し慣れが必要でしたが、全体的にはいいレンズだと感じました。

レオパやハイナントカゲモドキみたいな小さい爬虫類もかなり取りやすかったですし、ダンゴムシみたいな超小さい生き物も撮ることができます。

ニコンのZシリーズのミラーレスカメラ持ってるなら爬虫類用に買ってもいいかもしれないですね。

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この記事を書いた人

名古屋在住のシステムエンジニアで愛犬家。
ペットに関する情報、おすすめ飼育グッズなどをブログで発信しています。

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