GRIIIxは爬虫類撮影にかなり使えるカメラ

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こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!

ペットの爬虫類たちを撮るために当時最新のスマホだったPixel6Proを買ったボクですが、最近はスマホじゃなくカメラで撮るようになってしまいました(笑)

いろいろカメラを借りたり買ったりして試してみたのですが、最近借りたGRIIIxってコンデジがかなりいいことに気づきました!

結論から言っちゃうと、メチャクチャオススメのカメラなので今回はGRIIIxについて紹介していきます!

目次

GRIIIxについて

APS-Cの高級コンデジ

「まず、APS-Cって何?」っていう方は多いと思う。

これはデジカメに入っているイメージセンサーのサイズの規格の一つで、イメージセンサーはスマホにも入っています。

カメラについて詳しく説明するブログじゃないので、とりあえず「イメージセンサーがデカくなると画質がよくなる」ぐらいの認識でOKです。

イメージセンサーには種類があって、「中判」「フルサイズ」「APS-C」「フォーサーズ」「1型」「1/2.3型」あたりが多い。

この中では中判が一番大きく、1/2.3型が一番小さい。

コンデジやスマホだと1型~1/2.3型あたりが使われることがほとんどで、「めっちゃキレイ~!」って言われてるiPhone14Proですら1型より少し小さい。

そんな中でAPS-Cを採用しているGRIIIxは、人間を撮る分にはめちゃくちゃいいカメラなのだ。

ちなみに他のコンデジだと、GRIIIとかX100VとかがAPS-Cを採用しているが数はめちゃくちゃ少ない。

軽い

APS-Cセンサーの話の続きになってしまうんだけど、APS-Cセンサーって本来はミラーレスとかのごっついカメラに搭載されることがほとんどなんです。

ミラーレスって「軽ッ!」って言われてるSonyのZV-E10でもバッテリーとメモリーを含んで約343 gで、これにレンズを付けるとどんなに軽くても500g近くなる。

ZV-E10はミラーレスとしてはかなり軽いが、スマホに慣れている人からしたら500gはまあまあ重いと思う。

その点、GRIIIxはバッテリー・メモリーカード込みで約262gという驚異の軽さ。

さすがにiPhone14Proよりは60gほど重いが、ポテチ1袋分の差なら大した重さではないでしょう。

ズームはできないよ

GRIIIxの特徴といえば、ズームができないこと。

ズームではないが、クロップっていう機能でズームっぽいことはできる(ただし画素数が下がる)。

用途によっては欠点だとは思うが、今回はペットの爬虫類撮影が目的なので全然欠点ではない。

正直ペットの爬虫類を遠くからズームで撮らなきゃいけない場面なんてまずないので、個人的には全然気になっていない。

マクロ機能でまあまあ寄れる

GRIIIxにはマクロ機能がある。

マクロ機能はとりあえず「小さい物を大きく映せる」ぐらいの認識でOKです。

ちなみにカメラには最短撮影距離っていう「イメージセンサーから〇〇cmまで近づけて撮ることができるよ!」っていう距離がある。

この〇〇cmより短い距離までカメラを近づけてしまうとピントが合わなくなる。

GRIIIxの場合は通常モードだと20cm~で、マクロモードにすると12cm~24cmになる。

マクロモードを使えば12cmまで寄れるので、多くの爬虫類をいい感じのサイズで撮ることができる。

GRIIIxで撮ってみた

レオパの写真

まずは飼っている方がトップクラスに多いレオパをとってみた。

レオパぐらいのサイズの爬虫類なら問題なく撮れることが分かった。

レオパよりも小さいハイナントカゲモドキの写真

では、レオパも少し小さい爬虫類・ハイナントカゲモドキはどうだろうか?

こちらも問題なくいい感じの写真が撮れた。

ハイナンの肌のザラザラもいい感じに描写されていて、個人的にはこの時点で大満足(笑)

ハイナンより小さいオビタマオヤモリの写真

ハイナンよりもさらに小さいオビタマオヤモリはどうだろうか?

いや…すごいな!

小さいオビタマもこんなにいい感じに撮れています!

正直こんなにいい感じに撮れるなら、床材キレイにしてから撮影すればよかった…

もっと小さいテキサスミドリヒキガエルの写真

オビタマが問題なく撮れることが分かったところで、小さいカエルとかはどうだろうか?

今回は我が家で一番小さい両生類・テキサスミドリヒキガエルを撮ってみた。

御覧の通り、マクロ機能のおかげで小さいテキサスミドリヒキガエルがかなり大きく撮れていることがわかる。

正直このサイズのカエルがこんなに大きく撮れるなら、多くの爬虫類はいい感じに撮れると思う。

撮った感想

【Good】マクロ機能はマジでいい

正直通常のモードでもレオパとかは問題なく撮ることができる。

ただ通常モードだと「もうちょっと画面いっぱいに撮りたいな」っていう場面はちょこちょこあった。

そんな時にマクロモードで撮ると、ほんとにいい感じのサイズで撮ることができました。

正直最初からマクロモードだけで撮っても問題ないと思います。

【Good】スマホに近い軽さで、片手で撮れる

やっぱGRIIIxは軽い。そして、撮りやすい。

スマホだと、人差し指では押しにくい場所にシャッターボタンがあったりするし、カバーを付けたところでスマホを握りにくかったりするので、片手では写真を撮りにくかった。

その点、GRIIIxはスマホと違ってグリップもあって滑りにくいし、シャッターボタンが人差し指で押しやすい位置にあるのでメチャクチャ撮りやすい。

GRIIIxなら”左手でピンセット給餌をしながら、右手でカメラをシャッターを押す。”なんてことが安定してできる。

手振れ補正も搭載されているので、よほどプルプルしてなければいい感じに撮れる。

【Bad】動き回る生体を撮るのはコツがいる

GRIIIxには手振れ補正が入っているので、手振れはある程度防ぐことができる。

ただ、被写体である爬虫類が動き回る場合は、手振れ補正は無力でした。

被写体が動き回る場合は、シャッタースピードを上げれば被写体ブレは防げる。

ただ、オートフォーカスでピントが合う速度はそこまで早くはない。

なので、動き回る生体を撮るなら「ペットがどういう動きするか」「シャッタースピード上げた方がいいかな?」とか、多少コツは必要になってくる。(まあ、そんな生体はスマホでもコツは必要だけど)

【Bad】小さすぎる生体を撮るのには向かない

テキサスミドリヒキガエルぐらいのサイズなら問題なく撮れる。

ただ、カワラヤモリとかぐらいまで小さい生体になると正直GRIIIxのマクロモードでも厳しいかな…っていう印象。

撮れはするのだが、「画面いっぱいに撮る!」っていうのは難しいでしょう。

一応クロップ機能で大きく撮ることも可能だが、画素数が小さくなるので「画質落としたくない!」っていう人には厳しいかも。

どうしてもメッチャ小さい生体をキレイに大きく撮りたいなら、ミラーレス+マクロレンズの組み合わせにした方がいいと思います。

最後に

めっちゃ小さい生体を撮らないなら、かなりオススメのカメラ!

多くの人が飼っている、レオパ・ニシアフ・フトアゴ・ボールパイソン・コーンスネークあたりの爬虫類を撮るなら、マジでいい感じに撮れるいいカメラです。

さすがに「ダンゴムシ撮りてぇ!」「カワラヤモリ撮りてぇ!」ってなるとちょっと厳しいですが(笑)

ワンちゃん飼っている人にもお散歩時のカメラとして使えるのでいいかもしれないですね!

今はレンタル品を使っているのですが、マジで購入しようか悩み中です!

ちなみに爬虫類を撮るときは、小さいLEDライトを使って画像が暗くならないようにしています!

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この記事を書いた人

名古屋在住のシステムエンジニアで愛犬家。
ペットに関する情報、おすすめ飼育グッズなどをブログで発信しています。

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