OM-1とLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 IIで野鳥・動物園撮影してみた

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こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!

最近野鳥を撮ることにハマっています。

僕が最近メイン機として使っているのがOM-1っていうマイクロフォーサーズ機なんですが、マイクロフォーサーズの魅力といえば「比較的小型のレンズで超望遠を楽しめる」ってことです。

色々吟味してみて、まずは入門用としてPanasonicのLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 IIというレンズを使うことにしました。

実際使ってみて、かなり気に入ったのでLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 IIについて色々書いていこうと思います!

目次

ボディはOM SYSTEM なのに、Panasonicのレンズを使った理由

OM SYSTEMには75-300mmという競合レンズがあるけど

OM-1はOMデジタルソリューションの「OM SYSTEM」ってブランドのカメラです。

そして今回紹介するレンズはPanasonicというメーカーのレンズ。

OM SYSTEMとPanasonicは”マイクロフォーサーズ”っていう規格のレンズとボディを作っており、ボディとレンズのメーカーが違っても使うことができます。

他社レンズでも使えると言っても、本来の性能を100%引き出したい場合は基本的にはレンズとボディのメーカーは揃えた方がいいとされています。

実はOM SYSTEMも75-300mmっていう、今回紹介する100-300mmのレンズと競合する製品があります。

75-300mmも魅力的なレンズなのですが、今回は後述する理由があってPanasonicの100-300mmレンズを使うことにしました!

防塵・防滴付き!

OM SYSTEMの75-300mmには防塵防滴が付いていないんですが、Panasonicの100-300mmの方には防塵・防滴が施されているのが魅力的なんです!

野鳥を撮りに行ったら、砂や雨粒とかのリスクは避けられません。

マイクロフォーサーズのレンズなので比較的安いレンズなんですけど、それでも数万はするので埃とか湿気でブッ壊れるのはなるべく避けたいところ。

なので防塵防滴がついているこのレンズは屋外でも気軽に使えるのでとてもありがたいんですよね。

ボディとレンズのメーカーが一致していない場合は、防塵防滴効果は低くなります!なので、雨が降っていたらそもそも撮りに出かけたりしないようにしてます笑

F値が明るい

望遠端にした時75-300mmがF6.7になってしまうのに対して、100-300mmはF5.6とかなり明るいF値なのが魅力的。

晴天とか日光がいい感じに当たっているならF6.7でも全然問題ないのですが、木陰にいる野鳥を撮ろうと思ったらマイクロフォーサーズだとF6.7はISOがかなり上がってしまいノイズが強く出てしまいます。

できるだけノイズが発生するのは避けたいので、F値の明るい100-300mmを選びました。

レンズ内手ぶれ補正付き

OM SYSTEMの75-300mmって、実は100-300mmよりも約100g軽いんですよね。

なので、「軽いのが正義!」と思っている僕は75-300mmにも魅力を感じていたのですが、75-300mmにはレンズ内手ぶれ補正がない!

300mmでフルサイズ換算600mmの望遠端で撮ろうと思うと、手ぶれ補正ないとかなりブレるんですよね(^_^;)

シャッタースピード上げちゃえば手ブレはよほどひどくない限り大丈夫なんですけど、こんどはISO感度があがっちゃうので写真がノイジーになりやすくなってしまいます。(ただでさえ望遠端はF値がアレなのに)

その点、100-300mmはレンズ内手ぶれ補正が付いているのでかなり快適に撮れます。

OMシステムのボディ+Panasonicのレンズなので、レンズ内手ぶれ補正がPanasonicボディの時ほど効くってわけじゃないですが、しっかりと手ぶれ補正は効いてくれます。

実際の作例(Lightroomで編集済み)

野鳥:マガモ

まずは野鳥の中でもめちゃくちゃ撮りやすいマガモ(笑)

300mmの望遠端で撮っているのですが、解像感も悪くなくいい感じに撮れています。

実際この写真は野鳥撮影初めて3回目ぐらいで撮れた写真です。

そんなに手こずることなくこれぐらい撮れるのなら、すごくいいのではと思います。

野鳥:シジュウカラ

お次は、公園でも見かけることが多めなシジュウカラ。

スズメほどは見かける機会は多くないと思うけど、特徴的な声なので見つけやすい。

公園であれば警戒心が低めなので、結構姿を見せてくれるので撮りやすい。

野鳥:メジロ

目の周りの白い毛並みがカワイイ、メジロ。

ちゃんと注意してれば公園とかにもいる野鳥です。

しっかりと毛並みが写っているので、マイクロフォーサーズも侮り難いですね!

動物園:タヌキ

可愛いけど、そこまで人気があるわけじゃないタヌキ。

海外ではめちゃくちゃ珍しい動物なので人気があるのに…

タヌキについては300mmだけじゃなくて、200mmぐらいにしたりして距離を調節して撮ってました。

焦点距離を調節できるのはズームレンズのメリットですね。

タヌキみたいな毛深い動物でもちゃんと毛並みが写せているので、センサーサイズが小さいマイクロフォーサーズでも全然問題なさそうですね。

動物園:ハクトウワシ

続いてハクトウワシ。

結構遠くにいることが多いのでスマホとか半端な望遠レンズだと大きく撮れないやつです。

他社のレンズにも関わらずOM-1の鳥認識AFが効いてくれたので、あまり苦もなく撮ることができました。

ハクトウワシは網に囲まれたエリアにいたのですが、網にレンズを近づけて300mmの望遠端で撮れば網がかなり消えてくれました。

動物園:リス

最後にリスも撮ってきました。

暗めのところにいたので、結構ノイズが乗りやすかったのでノイズ除去をかけました。

ノイズ除去をかければ全く問題ないように見えますね。

結構ピョンピョン動き回っていたのですが、AFも問題なくリスを捉えてくれていました。

使ってみた感想

OM-1との組み合わせはAF速度・手ぶれ補正ともに基本問題なし

他社メーカーのレンズではありましたが、AF速度・手ぶれ補正は気になりませんでした。

枝にピントが取られたりすることはありますが、これはOM-1の被写体認識とかの問題なのでレンズは悪くないはず。

レンズの手ぶれ補正はオフにすると手ブレが気になったので、オンにした時にきちんと動作していることも確認できました。

野鳥撮影だと300mmじゃ物足りなくなる

野鳥撮影にハマってしまうと、望遠端300mmだと物足りなくなると思います。

マガモとか大きめの鳥だと問題ないのですが、シジュウカラとかの小鳥になってくると「あと100mmあれば大きく撮れるのに!」ってことは何度もありました。

ただ、軽くて取り回しはいいので野鳥撮影の入門用のレンズとしてはものすごくいいレンズです。

動物園撮影はかなりマッチしてた

野鳥だと「もうちょい焦点距離伸びるといいなー」ってことは多かったですが、動物園撮影ではそういう不満はありませんでした。

比較的動物と距離感が近いのと、ある程度動物も人慣れしているのでかなり撮りやすかったです。

マイクロフォーサーズ使いで「動物園撮影してぇ!」って人にはかなりマッチするレンズだと思います。

100mmスタートなので動物が近づいてくるとちょっと撮りにくかったです。もしかしたら75-300mmの方が動物園では汎用性が高いかもしれません(ただ手ブレがなぁ)

最後に

野鳥・動物園撮影などで使える高コスパレンズ

野鳥用に使うことがほとんどですが、動物園撮影なんかにもかなり使えるレンズだと思います。

なんなら、ターゲットが小さい上に「遠くて撮りづれぇ!」って野鳥よりも、比較的距離感が近い動物園撮影の方がこのレンズは使いやすいかもしれません。

フルサイズ換算200-600mmのレンズが5万ぐらいで使える(しかも軽い)ので非常にコスパもいい。

マイクロフォーサーズ使いの人は1本持っておいてもいいレンズだと思います。

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この記事を書いた人

名古屋在住のシステムエンジニアで愛犬家。
ペットに関する情報、おすすめ飼育グッズなどをブログで発信しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • OM-1 に75−300なら私も使っています(パナライカの50-200の出番が多いですが)カメラ側の手ぶれ補正で十分だと思うのですが。

    • そうですね。人によってはOM-1の手ぶれ補正で十分かもしれません。
      私の場合はカメラ側の手ぶれ補正だけでは満足できないのと他の要因もあって、100-300mmにしています。

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