こんにちは! イチヒラ(@ichihira_tw)です!
ボクは普段レオパのエサにレオパゲルを使っています。
また、以前試しにグラブパイを買ってみて、グラブパイについても記事を書きました。
2つともレオパの人工フードではトップクラスの人気を誇るエサです。
今回はレオパゲルとグラブパイを比較したので、比較結果について紹介していきます。
今回比較する人工フードについて
レオパゲル
日本の株式会社キョーリンが開発した、昆虫食の爬虫類用の人工フードです。
「新しいタイプのエサを作りたい」という希望のもと、5年かけて開発されました。
レオパゲルの開発秘話は面白いので、一度キョーリンの公式サイトを見てみてください!
発売されたとたんに在庫切れになったほどの人気の人工フードです。(今は安定供給できるようになったみたいです。)
以前は60gのパッケージしかありませんでしたが、今は150gの徳用パックも販売されています。
レオパゲルの特徴は以下の通りです。
- 1つ700~1300円ほどなので手を伸ばしやすい。
- すでにゲル状になっており、チューブからゲルを出して与えるだけ。
- 容量は60gと150gの2種類。
- 生餌の給餌に比べてフンのニオイが減少する
- 粘りが強いので、床材がくっつきやすい
グラブパイ
グラブパイは昆虫を主食とする爬虫類の主食として開発された人工フードです。
アメリカの企業が作っています。
ボトルに粉末が入っており、その粉末をお湯と混ぜてゲル状にして爬虫類に与えます。
レオパゲルが販売されるまでは、レオパの人工フードの中ではトップクラスの人気がありました。
- 粉末状でゲル状にするために調理の手間が必要。
- 自分で水分量を調整できるので、レオパに合わせたゲルの作成が可能。
- 一番安いものでも2,000円するので購入に躊躇してしまう。
レオパゲルとグラブパイを比較
単価については、実はグラブパイのほうが安い!
まず商品の価格について調べてみます。
ちなみに今回の価格はAmazonの価格を参考にしています。
レオパゲルは700円ぐらいで購入することができます。
グラブパイは量によりますが、大体2,000円~4,000円ぐらいになります。
グラブパイは最低2,000円近くするのに対し、レオパゲルは700円ぐらいなので、一見レオパゲルのほうが安そうに思えます。
パッと見の価格だけならレオパゲルのほうが試し買いしやすいです。
しかし、グラブパイは粉末の価格です。
実際ゲル状にしたときの単価はどうなのでしょうか?
今回はグラブパイの粉末とお湯の量を1:2にしてゲルを作った時の単価を調べてみます。
価格 | ゲル状にしたときの量 | 100gの単価 | |
---|---|---|---|
レオパゲル | 700円 | 60g | 1,166円 |
レオパゲル徳用 | 1200円 | 150g | 866円 |
グラブパイ85g | 2,000円 | 255g | 784円 |
グラブパイ170g | 3,000円 | 510g | 588円 |
グラブパイ340g | 4,000円 | 1,020g | 392円 |
100gあたりの単価にすると、グラブパイのほうが安いことがわかります。
レオパがグラブパイを食べてくれるなら、グラブパイのほうがコストは安く済ませることができるということです。
使いやすさはレオパゲルに軍配!
使いやすさの点では、グラブパイが圧倒的に優れています。
レオパゲルはチューブからニュッとだして、すぐ使えるところがいいですね!
一方グラブパイは、熱湯を用意して、熱湯で粉末を混ぜ混ぜして、冷まして・・・どんだけ手間がかかるんじゃい!って感じです(笑)
与えれるようになるまで工程がありすぎです。
保存期間は保存方法によって変わってくる
レオパゲルもグラブパイも、開封後は常温保存できません。
というか未開封でも常温保存はやめておいたほうがいいです。
冷蔵保存の場合、レオパゲルは1か月、グラブパイは2週間保存できます。
冷蔵保存するならレオパゲルのほう長いです。
しかし、グラブパイは冷凍保存ができます。
グラブパイは冷凍保存であれば長期間(6か月)保存できるのが特徴です。
ちなみにレオパゲルは冷凍保存できません(たぶん)。
冷蔵保存ベースならレオパゲル、冷凍保存ベースならグラブパイが優れているということがわかります。
冷蔵保存 | 冷凍方法 | |
---|---|---|
レオパゲル | 1か月 | 保存できない? |
グラブパイ | 2週間 | 6か月 |
嗜好性はレオパゲルのほうがいい
レオパゲルとグラブパイを比較したとき、嗜好性はレオパゲルのほうがいいと感じました。
グラブパイを与えたときは、
「腹減ってるしこれでいいか・・・(^-^;」
って感じで食べてました。
やけに小分けにして食べるし、食べる量もあまり多くありません。
仕方なく食べる感がすごかったです(笑)
一方レオパゲルは、
「ヒャッハー!!」
て感じでものすごい勢いでむさぼりついてました(笑)
レオパゲルの大きな塊をひとのみするし、結構な量を食べてくれました(のどに詰まらないか心配だけど)。
ボクのレオパは普段からレオパゲルを与えているから、レオパゲルのほうが食べるのかもしれません。
しかし、レオパゲルの製造元のキョーリンのサイトを見てみると、
抜群の嗜好性
はじめての給餌でも高確率で餌付きます。(弊社試験では昆虫を与えていたヒョウモントカゲモドキの約80%)
と書かれているので、嗜好性自体はかなり高いことがわかります。
また、Amazonのレビューを見てみると高評価レビューも多数あります。
ベビーの頃はコオロギのみ与えてましたが、ヤングになってからレオパゲルを試しに与えてみたら普通に食べてくれました。食欲は多少のムラはありますがちゃんと食べてくれてるので、今はレオパゲルのみ与えています。栄養バランス良いのでこれだけで充分だと思います。
コウロギを食べないレオパもこれならたべてくれます。
レオパを7匹飼ってますがその内6匹はこれを食べてくれます。
開封後は冷蔵庫で保存してます。
常温で保存すると腐卵臭が発生するので注意が必要です。
最後に
こうして比べてみると、どっちもメリットデメリットがあることがわかります。
人によって向き不向きがあるので、自分に合った人工フードを選びましょう。
- 多少割高でもとにかく手間を減らしたい人。
- 1か月以内に使い切れる。
- 初期費用は高くても、最終的に安く済ませたい。
- 飼育しているレオパがたくさんいる。
- 水分量を調整して、レオパにあったものを作りたい。
コメント